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クリエイターさんを応援したい!創作活動から収益を上げるためには?

クリエイターさんを応援したい!作品から収益を生むためには?

「クリエイターさんをもっと応援したい!」

そんな風に思いました。

“クリエイターさん”というのは、絵を描かれる人や音楽をつくられる人、小説やエッセイを書かれる人、そして小さなグッズとかバッグとかを手づくりされている人ですね。

実は、昨日と一昨日、そういった方々とお会いしてきました。その中で、「あー。僕は、こういった創作活動されている人のお手伝いをしたいんだなー」と思ったんです。

そして、お話をお聞きする中で、

  • こんな風にしたらいいんじゃないかな?
  • こういう視点があれば、創作活動からお金を生みやすくなるんじゃないかな?

ということが浮かんできたので、この記事に書いていきたいと思います!

 クリエイターさんの収益をアップさせるには?

ブログを訪れていただき、ありがとうございます! 「農マドワーカー」の辻林です。大阪の郊外で自然農法の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。

現在は岡山→東京と出張中なのですが、その中で以前からお付き合いのあるクリエイターさんとお会いして、「創作活動をビジネスに繋げるにはどうしたらいいか?」を考えていました。

もっと平たく言うと、「自分の作品をどう活かししたら収益につながるか?」ということですね。

自分もクリエイターの端くれだから

あ。でも、最初に、どうして僕がこういうことを話せるのか?をお伝えしておかないといけないですね(^^;;

まず、自分自身もそういった経験があるということです。

僕の場合は、イラストや音楽といった無形のものではなく“お米”というモノになってしまうのですが、それでも無農薬で無肥料で天日干しで、こだわりのものを栽培していました。

ある意味、“作品”をつくっていると思っています。

ですが、それがなかなか売れなくて、苦しんでいた経験があるんです。そこから抜け出したくて、僕はインターネットの活用やビジネス関係のことを沢山学んできました。

それによって、自分のお米がそこそこ売れるようになったというのが、まず一つ目です。

収益アップのサポート経験

そして次に、他の方の収益アップのお手伝いをさせていただいた経験もあります。

自分のお米を販売するために得た知識を使って、ビジネスをされている人のお手伝いをさせていただいたことがあるのです。

その方々は、イラストや音楽といった“アート”ではなく、カウンセリングや人生相談といったサービスを提供されていました。

そういった方々が、ご自身の打ち出し方を変えるだけで、一気に70万円の売上になったということがあるんです。時には、ネット上の仕組みを使うことで、自動的に80万円ほどの収益になられることがありました。

そういった経験があるので、その考え方を活かしたお手伝いができるかも……と思っています。

もちろん、クリエイターさんに当てはまるかはわからないのと、僕自身の実績はそこまで多くないので、確かなことは言えません。

ですが、少しでもご参考になればと思うので、次からアイディアを書かせていただきます!

価格を上げましょう!

まず第一にお伝えしたいなと思ったのが、「作品の値段を上げましょう!」ということです。

昨日も東京のビッグサイトで開かれていたコミックイベントにお邪魔して、以前から大好きなクリエイターさんにお会いして来たのですが、そちらでも作品を購入させていただきました。

その価格は、1冊100円。

イベント限定の特別価格だったのと、ご自身で沢山ご検討された結果とのことだったのですが、ぶっちゃけ「安すぎる……」と思いました。

そして、実際に漫画を読ませていただいたら、「やっぱり安すぎる!!」と感じたのです。

というのも、作品を読ませていただいていると、そのクリエイターさんが大切にしているものが、すごく伝わってきたからです。本当に「心を込めて描かれたんだな」というのを感じました。

相場や見栄えではなく

もちろん、こういったイベントだと「まずは知ってもらうこと」が大きな目的になるので、安い価格での販売も一つの有効な手段だと思います。イベント内の他のブースでも、同じくらいの価格で販売されていたので、相場としても妥当な価格なのでしょう。

また、今回 価格を安くされた理由は、「製本がまだきっちりしていなくて……」という風にも仰っていました。

でも、僕はそこじゃないと思うんです。相場や見栄えではなく、もっと違う基準で価格を決める方がいいと思ったんです。

相場や見栄えとは別の基準というのは、「ご自身がその作品をどれだけ大切にしているか?」ということ。

今回、実際に作品を読ませていただいて、とても心をこめて描かれているし、自分の胸の奥で“大切にしたいこと”が、その中に込められていると感じました。そんな“大切なこと”であるならば、きっちり「価格」という目に見える形で表現するのが良いと思ったんです。

買う人にとっても価値になる

それに、漫画の内容はすごく深くて、一般的には出回っていないもの。だから、読む側としても覚悟を持って読まないと、その内容を受け取れないものだったんですよね。

ですが、「100円」という価格設定をしてしまうと、「これって、100円の内容が描かれてるんだー」という風に読む側も扱ってしまいます。そうなると、本来はもっと価値の高い内容が描かれているのに、その価値を受け取れなくなってしまいます。

だから実は、価格を上げることは、その作品を買う人のためでもあるんです。

一般的には「安いほうがお客のためになる」と考えられがちですが、実はそうではありません。むしろ「あなたの作品が欲しい!」という人に対しては失礼になります。

ですから、クリエイターさん自身が大切に創られた作品であれば、それ相応の価格をつけて、「その金額を払えない人には提供しない」くらいのスタンスの方が、実は買う側にもメリットがあるし、ファンもつきやすくなるんですよね。

価格も“作品づくり”の一部

そして何より、大切につくった作品に安い価格をつけるというのは、自分自身をおとしめる行為になってしまいます。

これは多くのクリエイターさんを見ていても思うのですが、作品以外のところで妥協してしまうというか……上手く表現できないでいらっしゃるように思います。

ですが、「作品をつくって、それを誰かに届ける」という活動をする以上、“価格”もその作品の一部であり、表現や創作の一部なのではないでしょうか。

であれば、「安い価格をつける」ということは、「作品の価値を下げる」という意味になってしまいます。それは、作品を大切にするクリエイターさんであれば、逆にしないことだと思うのです。

なので、ご自身が大切に創られたものであれば、それに見合った高い価格を設定する。

これが、本当に大切なことだと思うのです。

受け取ってほしい相手は誰ですか?

ただ、そうなると、「高い値段をつけたら売れないんじゃないか……?」という心配が出てくると思います。

それは当然です。

昨日のイベントでも、来られたお客さんが手にとって試し読みされても、深い内容なので逆に購入してもらいづらかった、という話をお聞きしました。でも、それは自然な話で、今回のイベントのように、大勢の人が来られる場所だと、深い作品に共感してくださる人って逆に少ないでしょう。

もちろん、先ほども触れたように、大きなイベントであれば、「まず知ってもらうため」という目的で作品を見せる、というが一つの手段だと思います。

ですが、「きっちりと作品に見合った価格をつけて、それに価値を感じてくれる人に販売する」となったとき、非常に大切になるのは、

「自分の作品を受け取ってもらいたい相手は誰か?」

ということです。

“どんな人にも”は無理

いわゆる「ターゲットを絞る」ということですね。

  • どんな人に受け取っていただきたいのか?
  • どんな人が自分の作品に価値を感じてくれるだろうか?

そこを見つけていくのが大事になると思います。

というか、価値観が多様化する現代で、「どんな人にも喜んでもらえる」という作品を創るのは至難の業だと思います。しかも、そこから収益を出そうとすると、さらに難しくなります。

雑誌やテレビなどのマス業界は別にして、個人で活動していくなら、“一般受け”ではなく、逆に相手を限定する方が効果的なのです。

もちろん、「どんな人が価値を感じてくれるのか?」を見つけるのは、時間と手間がかかることですが、限定された人に向けて提供する方が、受け取る側も価値を高く感じることができます。

そうやって、

  • 自分の作品を届けたい相手
  • 自分の作品に価値を感じてくれる相手

を見つけて、そういった人たちに絞ることで、作品の値段を上げることもでき、双方にメリットが生まれる形になるのです。

収益の出る仕組みをつくる

で。それを生かすために大事になってくるのが、販売する仕組みです。

専門的な用語で言えば「フロントエンド・バックエンドの仕組みを作る」という風になるのですが、このことについてわかりやすく説明していきますね。

フロント(表に出すもの)→バック(奥で大切に持っているもの)

この「フロントエンド」「バックエンド」とは何かと言うと……

身近なところでは、不動産屋さんがわかりやすいです。

例えば、アパートを借りたいとなったとき、不動産屋さんを見て回ると思います。そして、店の表に貼り出してある物件の情報を見て、「いいなー」というのがあったら店内に入りますよね。

そこから店員さんと直接 話をされると思うのですが、話の最中に店頭には貼り出されてなかった物件を紹介された、ということありませんか?

実はあれって、“本当に売りたいもの”は表に出さず、奥に隠して用意しているんですよね。

これがフロントエンド→バックエンドの構造です。

本当に売りたいものは表に出さない

つまり、表の見えやすいところに置いておくものが「フロントエンド」、後から出すものを「バックエンド」という言い方をします。

この場合で言えば、

  • 店頭に貼り出されていた物件=フロントエンド
  • 店内に入って後から紹介された物件=バックエンド

という感じ。

更に言うと、表に見せるフロントエンドは、収益を出すためのものではありません。あくまでも、自分の活動や商売を広めるためだったり、人を集めるためのもの。

一方で、後で出すバックエンドは、本当に大切なものだったり、収益性の高いものだったりします。

こんな風に、2層の構造というか、段階に応じて提示するものを変える方法があるんです。

 『プペル』の収益構造

最近 話題になった事例で言えば、キングコング西野さんの絵本『えんとつ町のプペル』も、こういう見方をすることができます。

『プペル』の場合、先に製本された絵本が販売されていて、後で その中身がウェブ上で無料公開されました。

これを紐解くと、

  • 無料公開されている絵本のページ=フロントエンド
  • 有料の製本された絵本=バックエンド

となります。
(『プペル』の場合、フロント→バックという単純な考え方ではなくて、他にも色々と意図がありそうですが、ここではわかりやすくこの構造として捉えます)

作品の中身を全てネット上で公開してしまい、多くの人にその内容を知ってもらいます。そうやって認知度や話題性をアップさせるわけです。

もちろん、ほとんどの人が無料で満足してしまうでしょうが、いくらかの割合の人が

「感動した!買いたい!」
「製本版を手元に置いておきたい!
「無料公開した心意気にお金を払いたい!」

といった気持ちになって、有料の製本版を購入します。

こうやって、フロントエンドの無料公開サイトではお金は入らなくても、バックエンドの製本版で収益が上がる仕組みになっているのです。
(もちろん『プペル』の場合は、もともとの知名度が高いという点で、多くのクリエイターさんとは状況が異なります。ですが、収益の仕組みを作り出すという点では、フロント→バックという多層構造は、多くのケースに有効なのです)

内容が同じでもいい

しかも、『プペル』の画期的なところは、「中身が同じ」というところ。

ストーリーやイラストという“コンテンツ”は同じなのに、「ウェブ上では無料」「製本版では有料」という“メディア”(媒体)を変えるだけで、この収益構造を作り出しました。

『プペル』が無料公開された当時、クリエイターさんたちからの批判が多かったそうですが、それって実は的外れで、クリエイターさんこそ、この仕組を活用すべきだと思うんです。

だって、中身(作品、コンテンツ)が同じであっても、メディア(見せる場所)を変えるだけで、フロントエンド→バックエンドの構造が作れるのですから。

もしかしたら、こだわりの強い作家さんであれば、こういった仕組みは受け入れづらいかもしれません。ですが、単に視点を変えるだけで収益構造を作り出せるので、この仕組みは非常に有効だと思うのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「作品の売り方」について、一気に書かせていただきましたが、クリエイターさんの可能性ってこれだけではありません。実は、「作品を売る」以外にももっと沢山の可能性があるんです。

ただ、長くなってしまったので、今回はここまでに留めておきますね。

というわけで、今回お伝えしたポイントを整理すると……

  • 作品の価格を上げる!
    (価格も作品づくりの一部であり、価格を上げる方が自分にもお客様にもメリットがある)
  • 作品を受け取って欲しい人を絞る
    (全ての人から評価されるのは不可能なので、「どういう人に価値を感じてもらえるのか?」「どういう人に受け取って欲しいのか?」を明確にする)
  • フロントエンド→バックエンドの仕組みをつくる
    (フロントエンドは収益性を求めず、単に自分の活動を知ってもらうためのもの。バックエンドに大切なもの、収益性の高いものを置く)

ということになります。

もちろん、僕の個人的な視点なので、受け入れられない部分もあるかと思います。その場合は、今回の話はスルーされてくださいませ(^^;;

ただ、もしどこか使えそうな方法や視点があれば、何かしらのお役に立てたら本当に嬉しいです!

クリエイターさんが伸び伸びと自由に活動されて、それによってしっかり収益を得られる形が、これから増えていったらいいなー、と思っています(^-^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

※続編 書きました!

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つじばやし@農マドワーカー
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「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!

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