社会

ケンタッキーフライドチキンは好きだけど油のベタベタが嫌なのをどうすべきか?

昔からケンタッキーフライドチキンが好きです。

小さい頃に初めて食べて、あの香りと味の虜になりました。そして、子どもに有りがちな「中身の鶏肉の部分はそうでもないけれど、外側の衣が大好き!」という症状になり、外の衣を好んで食べるようになりました。

ですが、僕の子どもの頃にはケンタッキーのお店が近くになかったこともあり、食べる機会はそこまで多くありませんでした。よくて、年に2〜3回。

なので、フライドチキンと僕との触れ合いもそこまで多くはなく、まるで「あの人素敵だなー」と憧れを抱きつつも仲良しの友だちになれない別クラスの同級生のように、微妙な距離感で大人になってしまいました。

ですが、そんな僕にも転機が訪れます。

「運命のいたずら」というのは、まさにこのことを言うのでしょうか。結婚した相手が、大のケンタッキーフライドチキン好きだったのです。

結婚した相手がケンタッキーフライドチキン大好き

しかも、なんということでしょう・・・

彼女のフライドチキンを食べるスピードが超絶に速い!!

フライドチキンを食べるスピードがめちゃくちゃ速い

彼女と初めてケンタッキーへ行ったとき、激しく驚愕したのを覚えています。

目にも留まらぬ速さでチキン内の骨と骨とを分解し、まるで吸い込むように鶏肉を食べていくのです。

「フライドチキンって食べ物じゃなく、飲み物だったんですか?!」

というくらいの勢いで、器用に綺麗に身をほぐし口に入れていくのです。

フライドチキンの扱いがめちゃくちゃ上手なのです。

「嗚呼、それくらいの器用さと美しさと妖艶さで、僕のことを手玉に取ってよ!!」

とケンタッキーに嫉妬してしまうくらい、フライドチキン上級者だったのです。

だから、僕と妻の出会いはやはり運命だったのかもしれません。こうやってケンタッキーフライドチキン好き同士が愛し合い、同じ屋根の下に住むことになったのですから。

ですが、大きな盲点がありました。

先ほどもお伝えしたとおり、幼少の頃の僕はケンタッキーと触れ合う機会が多くありませんでした。遠い憧れを抱きながら仲良くなれなかった同窓生のように、片思いの初恋が実らなかったあの人のように、フライドチキンを食べる技術を磨けぬまま大人になってしまいました。

そして、その結果、大きな不幸を生むことになりました。

それは、、、

「ケンタッキーフライドチキンの油のベタベタが大嫌い」

というもの。

そう。そうなのです。

たしかに味は大好きなのです。ケンタッキーフライドチキンの、あの味・あの香りには今では虜になってしまいます。

それに、大人になることで、外側の衣だけではなく、中身の鶏肉の美味しさもわかってくるようになりました。「鶏さん、ありがとう!」と感謝を込めて味わえるようになりました。

 

で す が 、

 

あの油のベタベタだけは許せない!

 

ねえねえ、ケンタッキーさん?

なんで、あんなにベタベタなの?

ベタベタを通り越して、ギトギトですよね?

そんなのが手に付いたら、気持ち悪いじゃないですか!!

どんなに味が美味しくても、感触が嫌な感じになるじゃないですか!!!!

 

いえ。たしかに油で揚げているので、ベタベタになるのは仕方がないことなのかもしれない。

あの油っぽさのおかげで、味が引き立つのかもしれない。

あのベタベタを愛する人も多いのかもしれない。

 

そうか。そういえば、妻も「ベタベタしない食べ方があるよー」と親切に教えてくれました。

彼女いわく、「親指と人差し指だけを使って、油のベタベタが体に付着する範囲を最小限にすればいいよ♪」ということなのですが・・・

ごめんなさい、僕にはそんな器用にチキンを食べるスキルがありません。

幼いころに憧れながら触れ合えなかった経験があるため、そこまでチキンを上手に扱えません。

どうやったって、親指・人差し指・中指の3本は使ってしまいます。

場合によっては、薬指までも!!

 

ああああ、なんということでしょう・・・

薬指って本当は薬を塗るための指のはずです。チキンでベタベタになってはいけないはずです。

なのに、こんなにまで油でベタベタになってしまうだなんて!

まるで神の意に背く大罪を犯してしまっているかのようです。

 

それは僕のスキルが足りないからかもしれない。もっとチキンを扱う器用さを身につけるべきなのかもしれない。もっともっとベタベタと仲良くなる努力をすべきなのかもしれない。

でも、37才の大人になってからでは、もう手遅れなのです!!!!

僕にできることと言えば、これから育つ3才の娘に対して、ケンタッキーフライドチキンの上手な食べ方を身に着けさせることくらいです。

でも、それは妻の方が上手なので、妻から娘に教えてもらうようにします。

となると、僕の出る幕はありません。娘に対する教育(食育)に関しても、僕は手を出すことができないのです。

 

幼いころに思うようにケンタッキーを食べられなかったがために、

油のベタベタが嫌いになってしまったがために、

娘との距離までも開いてしまうだなんて!!!!

 

ですが、僕も男です。

この試練を何とか乗り越えなければなりません。

実は、ちょうど昨日、家族でケンタッキーへ行く機会がありました。

そこで、妻がフライドチキンを買って来てくれたのですが、油のベタベタが嫌いな僕は、思い切ってこう言いました。

「お箸って、あるかなぁ?」

そうなのです。直接、手で触れるのがダメなら、日本古来の利器であり文化である「お箸」を使えばいいのです。

ですが、妻は・・・

「え?」

と一言。

その表情には「お箸なんて、お店にあるわけないじゃん」という心の声が浮かんでいました。

いつもなら、こういうことがあれば店員さんに確認してくれるのに、こちらの気持ちや要望にできるだけ応えようとしてくれる心優しき妻なのに、このケンタッキーにおいてだけは、

「手で食べれば?」

という残酷な一言を僕に言い放ったのです。

その眼差しには、哀れみと悲しみと、若干の蔑みとが含まれていました。

そんな目で見つめられてしまっては、僕はどうすることもできません。もはや観念して、思い切って手で食べることにしました。

フライドチキンの油のベタベタが嫌いだけど

周辺にあった紙を、何重にも巻いて。。。

 

結果、チキンを食べるスキルは高くなくても、油のベタベタを最小限にして食べることができました。

やはり美味しかったです。

そして、やはり中身の鶏肉よりも、外側の衣の方が僕は好きかもしれません。

少し、童心に還ったような気持ちになりました。

こんな気持ちを感じさせてくれるケンタッキーフライドチキンはやはり偉大だな、と感じつつ、妻にも褒めてもらうことができたので、僕は大人の階段をまた一つ上がれたような気がします。

 

さらに、今回のケンタッキー体験で、重要なことを学びました。

「油のベタベタが嫌なら、チキンフィレサンドを食べればいい」

サンドであれば、フライドチキンの上下に野菜とパンがあるため、油のベタベタに手が触れることがありません。

炭水化物が多くなってしまうので、糖質には多少気をつけなければなりませんが、油ベタベタのリスクに比べれば小さなことでしょう。

「ダイレクトに本体や核心に触れるのが難しいなら、間接的なアプローチを試みる」

これは、ケンタッキーフライドチキンを食すだけではなく、仕事をする上でも、現代社会を生き抜く上でも大切な知恵だと思うのです。

 

ありがとう、ケンタッキーフライドチキン。

ありたとう、チキンフィレサンド。

直接的なアプローチが苦手な僕は、これから“間接的なアプローチ”を活かしていきたいと思います!

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つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!

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