社会

異常干支とは何なのか?2018年から激動の時代になるって本当?!

異常干支とは何なのか?

2018年は「異常干支」(いじょうかんし)だそうです。

「異常干支ってナニ?」って感じなのですが、どうやら色々と変化が起きる年なのだそうです。

そして、2018年だけでなく、2019年、2020年と異常干支が続くそうで、3年連続で異常干支となるそうです。

「だから、この3年間は激動の時代になる!」という情報をキャッチしたりもするのですが、僕はあまりピンと来ていません。

「そもそも、異常干支って何なのさ?」って感じです。

そんなわけで、

  • 異常干支とは何なのか?
  • 本当に激動の時代になるのか?

を調べてみました。

 検索してみたところ……

まず、「異常干支とは何なのか?」なのですが、検索をかけてみたところ、占いサイトさんが上位に上がって来ました。

僕はこういった情報を調べるときは、辞書サイトやWikipediaなどで調べます。できるだけ「公式」や「一般知識」とされる情報を得たいからです。まあ、Wikipediaが正確な情報なのかというのは疑問のあるところですが、それでもやっぱり世界的に権威っぽいサイトになっているので、そういうところから知識を引っ張って来たいのです。

ですが、この「異常干支」については、占い関連のサイトさんからの情報しかありませんでした。もちろん「占いが信じられない」というわけではありません。ですが・・

「どうやら一般的な言葉ではないし、公的な定義があるわけではない」

という点を踏まえた上で、お読みいただけたらと思います。

異常干支とは?

では、異常干支とは何なのか?

検索で見つけたサイトさんには、こんな風に載っていました。

異常干支とは、60種類ある干支の中でも精神面で他とは異なる個性(異常性)が出やすい干支のことを言います。
一般的にどんな基準で「奇人」「変人」「凡人」などにカテゴリー分けするのかはそれぞれですが、陰占で見る「奇人」「変人」は異常干支に該当します。この異常干支は確かに変わり者ですから、人からは理解されにくい個性を持つことになります。ただし、異常干支を持つということは、「鋭い感性」や「霊感」、「先見の明」など、普通の人では持ち得ない才能を持つということになるのです。

算命学Stock:異常干支より引用

「ん? 精神面???」

「ん? 奇人? 変人?」

「ん? 才能を持つ???」

と、思ってしまいました。

なぜなら、僕が最初に異常干支を知ったのは「2018年は異常干支」という風に、“年”に関することだったからです。

でも、算命学Stockさんの記述によると、“人”に対する説明であり、どうやら「その人が生まれた年」に関して言及しているようなのです。

 その年に生まれた“人”に影響する

他にもいくつか検索上位に上がっていたサイトさんを拝見しました。そうすると、たしかに「異常干支」というのは、その年の干支(えと)を指しています。

ですが、“異常”になるのは、その年全体ではなくて、「その年に生まれた人への影響」という解釈が多かったのです。

ですから、「2018年は異常干支」という表現は正しいのですが、「2018年が異常な年になる」というのは少しおかしくて、「2018年に生まれた人は、一般とは違った個性が出やすい」という解釈の方が妥当ということになるでしょう。

 「2018年は異常」とも言えるかも

ただし、他のサイトさんには、こんな表記もありました。

この干支が巡る時は
「普通」ではない「異常」エネルギーが流れます。

どうなるかというと、
・今までとは違う流れがくる
・これまでの常識は通用しなくなる

ということです。

ハンドメイド講師はおもての顔:異常干支の2018年はどんな一年になるだろうより引用

やはり、「2018年」という“年”に関しても、異常になるという解釈は成り立つようです。

ですから、冒頭でご紹介した「2018年、2019年、2020年の3年間は激動の期間になる」というのは、占いサイトさんから得た情報を総合すると、成立すると言っていいでしょう。

ただ、ここで、僕の中に大きな疑問が芽生えました。

そもそも“異常”なのか?

異常干支は上記の60種類中13種類(甲戌・乙亥・戊戌・庚子・辛亥・丁巳・辛巳・壬午・丙戌・丁亥・戊子・癸巳・己亥)あり、それに当てはまると、精神面や性格に偏りがあったり、生き方に特異性が現れたりする、と言われています。

POPOROKA:聞き慣れない「異常干支」って一体なんだ!?より引用

こちらのサイトさんも「精神面」や「性格」に言及されているので、その干支に生まれた“人”への影響についての解釈ですね。

ただ、ここで気になったのは60種類中13種類という表記。

これは他のサイトさんにも共通していたので、異常干支というのが「60種類の干支のうち13種類を指す」というのは間違いないでしょう。

ですが・・・

「ん? 合計60種類のうちに13個もあって、それって異常なの??」

ということです。

単純計算すれば、13÷60=0.216666……となり、20%を越える数字になります。

つまり、5人の人間がいたら、その中の1人は異常干支の生まれということになります。

例えて言うなら、ゴレンジャーがいたら、その中の誰かが異常干支ということです。これだと、キレンジャーあたりが異常干支で、ちょっと精神的に特異で「カレーがめっちゃ好きだった!」ということになるのですが、、、

これって“異常”なのでしょうか? 激動なのでしょうか?

「いや。フツーじゃね?」

と、思ってしまったのです( ̄▽ ̄;;

あ。でも、占いサイトさんを否定しているわけでも、異常干支を否定したいわけでも全然ないですよ! 「異常干支」と呼ばれるからには、やっぱり他の干支と比べたら“異常”なのであって、その意味や定義や呼び方を覆すことにはなりませんから。

ただ、「異常干支の年だから、激動の流れが来るんだ」というのは、もうちょっと冷静に考えた方がいいんじゃないかなぁ、と思うのです。

だって、確率的に言えば、5年に1回は異常干支が巡ってくるのであって、それって異常でも激動でもなくて、「フツー」ですよね。

まあ、「3年連続で異常干支なのはスゴイ!」というのはわかるのですが、だからといって、それを根拠にして「激動の時代になる」というのは的外れです。

だって、時代を動かしているのは、“干支”でも“エネルギー”でも“年”でもなく、僕たち人間だから

 時代を動かすのは人間自身

……と、これまで長々と異常干支について書いて来ましたが、本当にお伝えしたいことを書きますね。

今回の記事で一番にお伝えしたいこと。それは・・・

「時代を動かすのは、人間自身だ」

ということです。

たしかに、2018年は異常干支なのかもしれない。特殊なエネルギーが流れるのかもしれない。3年間も異常干支が続くのは、本当にスゴイことなのかもしれない。

けれど、この社会に影響を与え、時代を動かしているのは、今を生きる僕たち“人間”の意思と行動です。

もちろん、人間は人間だけで生きているのではなく、自然の恵みであったり、太陽からのエネルギーであったり、様々な天体の影響も受けて、この地球に存在することができています。

ですが、いつの時代だって、その社会を変えてきたのは“人”の意思の力だし、「時代が変化した」と言われるのも、多くの“人”が何らかの行動を起こしたからです。

干支や天体などの外部からの見えない影響ではなく、人間自身の内部にあるエネルギーが、社会を変え時代を動かして来たのです。

それは決して、「異常干支だから」「激動の期間だから」という先に与えられた前提があって、起こったものではないはずです。

もし、先に前提が与えられて社会や時代が変化するのなら、1999年には「ノストラダムスの大予言」によって世界は滅びていなければならなかったし、2012年には「マヤ暦の終焉」によって地球に大変革が起きていなければなりません。

でも、そうはなっていない。

つまり、何が言いたいかというと、「異常干支が続くから激動の時代になる」というロジックは全く成り立たない、ということです。

だから、「異常干支だからどうの」「激動の時代が来るから」という情報に、安易に振り回されてはいけないのです。

自分自身が変わりたいのなら

けれど、「今の時代に何もするな」「変化しなくていい」ということを言いたいわけではありません。

いま社会は大きく変化していると思います。ニュースなどを見ていても、これから激動の時代に入っていくと思います。だから、人間ひとりひとりが変わるべきタイミングが来ていると思います。

けれど、それは「時代が変化しているから」でも「異常干支だから」でもなく、「自分自身が変わりたいから」起こるものです。決して、外部の要因によって起こるものではない。

先ほどもいったように、人間は内部からの動機や理由によって変化を起こします。何か新しいことを始めるときも、自分の中からエネルギーに起因します。

仮に、外部から与えられた理由や動機によって変化やスタートを起こしたとしても、それは長続きしないはずです。どこかで破綻します。

だから、「激動の時代だから」「異常干支だから」ということを理由にして、自分の人生にアクションを起こそうとするのは、非常に危険なのです。

もし自分の人生に変化を起こすのなら、新しいことを始めるのなら、「自分自身がそうしたいから」という理由でないとおかしいのです。自分の内部から生まれた動機やエネルギーでなければ、継続と達成は難しいですから。

だから、「異常干支が3年続くというスゴイ時期だから、人生を変えよう」「新しいことを始めよう」という論法は、僕は間違っていると考えるのです。

変化を求める人が多い?

とはいえ、こんな風に「2018年は異常干支だ」「これから激動の時代になる」という情報が出回るということは、それを発した人間の意思があるということでもあります。

つまり、「異常干支だから人生を変えるタイミング」「激動の時代の流れに乗ろう」という情報も、人間自身の内部から生まれてきたもの、ということです。

これはもう「タマゴが先かニワトリが先か」と同じで、堂々巡りになってしまいますが、こういった情報が出るということは、「変化を求めている人が多い」というのも確かでしょう。

ですから、繰り返しになりますが、「異常干支がどうのこうの」とか「これから激動の時代だ」ということを否定するつもりは全くありません。

ただ、自分の人生の行先を決めるときに、何らかの変化を起こすときに、それを時代や社会のせいにしてはいけない、ということです。

昨日の記事にも書いたのですが、自分の人生を決めるのは他の誰でもありません。自分自身で決めるものです。だから、異常干支があなたの人生を決めるわけでもないし、「激動の時代です」と言っている人が決めるわけでもない。ましてや、僕のこの記事が、あなたの人生に影響を与えられるはずもありません。

全ては自分自身で決めるのです。

そして、自分自身で決めた結果、社会や時代が変わります。何らかの決断や変化を起こした人が集まった結果、時代は動いていくのです。

決して、先に何かが決まっているわけではない。外部から理由を与えられるわけでもない。

社会や時代を動かすのは、僕たち自身。

これが生きる大原則であり、いつでも心に刻んでおくべきことだと思うのです。

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つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!