子育て

自分はなんて未熟な親なんだ!?と子どもがケガして気づいた件

両親との同居は子育てにめっちゃ有り難い!

娘がケガをしました。

家の部屋の中で転倒し、段差に顔をぶつけて唇と歯茎を切ってしまったのですが、けっこうな血が出ました。

すぐに病院へ連れていき、特に問題はなかったのですが、この出来事で僕の中で色々と考えさせることがありました。

それは、「自分ってなんて未熟なんだろう?」ということ。

そんなわけで、子育てしている中で見つけてしまう自分の嫌なところや、そこから起こる自己嫌悪について書いていきたいと思います。

3才の娘がケガをしました

ブログを訪れていただき、ありがとうございます! 「農マドワーカー」の辻林です。大阪の郊外で自然農法の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。

昨日は妻が仕事で外出していたため、家で娘と一緒に過ごしていたのですが、その家の中で事件が起こってしまいました(^^;;

リビングで一人遊んでいた3才の娘が、突如泣き出したのです。というか、その直前にかなりの衝撃音がありました。

「あ。またやったか!Σ(゚Д゚)」

と、僕は即座に思いました。

というのも、我が家はずいぶん古い建物なので(一軒家です)、段差が各所にあります。バリアフリーならぬ“バリアフル”な家なのです。いえ、バリアフルどころか“バリア過剰”な家なのです。

ですから、今までも娘が段差で転んだり、段差にぶつけることが沢山ありました。ですので今回も、

「うわ! またコケたか!!」

と、すぐにわかったのです。

普段よりヒドイ怪我

ただ、今回はいつもと事情が違っていました。聞こえた衝撃音と娘の泣き声が尋常ではなかったからです。

「これはマズイ!」ということも、瞬時に頭をよぎりました。

なので、すぐに調理を中断し娘へ駆け寄ってみると、早くも口から血が出ていました。唇だけではなく、口の中も切ってしまったらしく、歯も真っ赤に染まっています。

僕の頭は真っ白になりました。

泣き叫ぶ娘が可哀想で、心から心配になりました。この傷をどうすればいいかアタフタしました。

非常時に湧き上がったネガティブ感情

が、次の瞬間に頭に浮かんだのは、こんな思考でした。

「なんでこんな時に、こけとんねん!?」

自分でも、なんでこんなことを考えてしまうのか不思議でした。

ですが、ちょうど晩御飯の用意がクライマックスを迎えていたところでもあり、あと1時間もすれば妻も帰ってくるタイミングであり、このままいけば家族みんなで美味しく晩御飯を食べられるイメージが湧き上がっていたため、それが崩れ去ったのが相当ショックだったのでしょう。

目の前に非日常の光景が迫っていることもあり、もともと血を見るのが苦手なこともあり、一気にネガティブな感情と思考が回転し始めたのです。

「お前、なんでこんな時にこんな所でコケとんねん!? もうすぐ晩御飯も出来上がろうとしてたのに! 今日はお前が好きな唐揚げやぞ? てゆーか、お前が朝にリクエストしたんやろうが!? だから、一緒に買い物にも行って、一緒に鶏肉も買って、下味のタレに漬け込むところも見とったやろ? めっちゃ楽しみにしとってくれたやん?! せやのに、なんでちょうど揚げ始めようとしたタイミングで、こんなことになっとんねん?! 家の中やで? たしかに我が家はバリアフルやけど、いつも過ごしてる場所やろ? そこで何で転倒すんねんや?!?! しかも、そんだけいっぱい血ぃ出るくらいまで激しいってどういうことや? 意味わからへんわ! せっかく、もうすぐ唐揚げできるのに! お前の笑顔が見られるはずやったのに! ママも帰ってきて、一緒に楽しく食べられるはずやったのに! 全部ぶち壊しやないか! ふざけんな!!」

みたいなことを考えていました。

この間、およそ0.001秒くらい。

ですが、それくらいネガティブな思考と感情が、超高速で頭を駆け巡ったのです。

そして更に……

「おいおい。どうすんねん?! なんかめっちゃ泣いてるし、これどうする? 救急車呼ぶ? いやいや。意識はハッキリしてるから、それほどでもないぞ? たしかに血もいっぱい出てるけど、大出血ではないから救急車までではない。けど、病院には行った方がいいのか? どうなんや? こんな場合はどうすればいいんや? オレはどうすればいいんや? わからん。わからん。わからんぞ! どうずる?! てゆーか、なんでこんなことになったんや? これも、そもそも子どもを置いて出ていったママのせいやん!」

という風に、娘に対してだけではなく、妻にまでネガティブの矛先を向け始めたのです。

こうやって冷静に書いていてわかるのですが、僕はなんてダメダメなのでしょう……。

普段、このブログで「子育ての秘訣は?」とか「夫婦仲を良くするには?」みたいなことを書いているくせに、こんな非常事態になったら全然あきませんやん!! ダメンズやん!

てゆーか、怪我して泣いている娘に対してイラ立つなんて、外道やん!!

という自己嫌悪に陥る事態にも、次の0.001秒で起こってしまったのでした。

病院へ行ったところ……

こんな風に、自分の未熟な部分が、この0.002秒という刹那に、一気に表面化してしまったのです。

ですが、パニックと自己嫌悪に陥ったままでは、事態は好転しません。

どうやら意識はハッキリしていて、重症と呼ばれるケガまではしていないようなので、泣き叫ぶ娘を抱っこしながら、とにかく冷静に考えました。

もはや自分の頭だけでは判断できないと思ったので、同居している母にも相談に行きました(我が家は二世帯住宅のような感じで、同じ敷地内に僕の両親も住んでいます)。

そうして、自分の車で近所の病院へ走ることになりました。

無事に処置してもらいました

病院へは母もついて来てくれ、「おばあちゃん大好き」な娘はかなり安心したようで、待合室でスヤスヤ眠りに落ちました。

ケガの出血も収まり、病院の待合室で眠りに落ちる

この頃には出血も止まり、「もしや病院まで来なくてよかった?」とも思いつつ、でも実際に診察を受けたところ、そこそこ傷が深かったらしく、カーゼやらテープやらをベタベタと唇に貼られて処置をしてもらいました。

唇にカーゼとテープを貼られ『羊たちの沈黙』みたいになってる

なんかもう『羊たちの沈黙』みたいになってますが、とりあえず大事には至らず良かったです。

後で知ったのですが、救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときは、「#7119」に電話すれば相談に応じてくれるそうです。普及していない地域も多いそうですが、東京や大阪では既に実施されているようです。

※詳しくは、消防庁の#7119(救急安心センター事業)関連情報 

親としての自己嫌悪

ですが、娘が無事に帰っても、特に大きな後遺症も無さそうだとわかっても、僕の中ではモヤモヤとしてものが残りました。

というか、帰宅してからの方が、自己嫌悪です。

「なんで、あんなことを考えてしまったのだろう?」

・・・と。

ポジティブとネガティブの同居

もちろん、娘がケガをした直後は、「なんとかせねば」という気持ちも強かったです。泣き叫ぶ娘をすぐに抱っこして、「イタイのイタイの飛んでけ」をやりましたし。

ですが、同時に邪悪な気持ちが湧いていたのも事実です。

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↑こちらの記事にも書いたのですが、一人の人間であっても常に一つのことだけを考えているわけではなく、その思考や感情も秩序だったものではなく、相反するものが同時に存在していたりもします。

今回はまさに、

  • 「娘を大切にしたい!」「守りたい!」というポジティブな感情と
  • 「ウザっ!」「めんどくさっ!」というネガティブな感情が

同時に存在していた実例でした。

なので、落ち込む必要はないのかもしれません。多くの人が非常時にはこうなってしまうのかもしれません。

ですが、もうちょっと、なんかこう……なんかもっとあったんじゃないかな?とも思うのです。

自分の弱さを受け止める

とはいえ、昨日のことを振り返ってもどうしようもないので、まずは事実を事実として受け止めます。

  • 娘がケガをしてしまったときに、僕は「こんな時に何をやってんねん?」「めんどくさ!」「うざっ!」と感じてしまう人間であることを
  • また、そういった目の前の現実に耐えきれずに、「こんなことになったのは妻のせいだ!」と、情けなくも責任転嫁してしまう人間であることを

まずは、自分自身を客観視するということ。やはり、ここから始まるのかもしれません。

あ。「自分を客観視する」については、こちらの記事にも書いていますので、よかったらどうぞ↓

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これは少し言い訳になってしまうかもしれませんが……

ネガティブな気持ちが湧くのも、愛ゆえなのかもしれません。

  • 娘のことが大切なので、その彼女が目の前で泣き叫んでいる現実が受け入れがたく、そこから目を背けたくなる
  • 「このまま重症になったらどうしよう?」「もしかして居なくなったらどうしよう?」みたいな心配が湧いて、心が耐えられなくなる

みたいな感じです。

ただ、なんにしても「自分って弱いんだな」「未熟なんだな」と感じた出来事でありました。

まだまだ親として成長していきたいです。改めて娘と向き合いながら、自分の至らぬところを一つ一つ改善していきたいと思います!

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つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!