夫婦関係

不妊治療は男性こそが検査を!僕の失敗と後悔をお話しします

子どもを授かって本当によかった!

かつて僕たち夫婦は、不妊治療をしていました。

不妊の原因は僕にありました。

ふと、そんなことを思い出したので、今回は男性が不妊治療にあたって注意すべきことを書いていきたいと思います。

不妊治療のことを思い出した

昨日は娘と二人でデートでした。

こちらの記事で少し書いたのですが、現在娘はトイレトレーニング中。「大好きなアンパンマンパンツをはけるようになろう!」「はけるようになったら、アンパンマンに会いにアンパンマンミュージアムへ行こう!」話していました。

そして遂に、昨日、娘と一緒に神戸のアンパンマンミュージアムへ遊びに行ったのでした。

感無量でした。

思わず、こんなツイート↓をしてしまったくらいです。

でも、こうやって呟きながら思い出しちゃったんですよね……娘が生まれる前のことを。

僕たち夫婦は今年で結婚して8年になりますが、現在娘は3歳。結婚して5年は子どもを授かれませんでした。

結婚当初は「二人の時間も大事にしよう!」と、子作りにこだわっていたわけではないのですが、特に避妊をしていたわけではなく、「自然に授かったらいいねー」と思っていました。けれど、結婚して3年ほど経って、妻が「やっぱり子どもが欲しい!」と思い始め、そこで何かがおかしいことに気づいたのです。

不妊の検査は男もすべし!

ここで結論を言ってしまうと、不妊治療の最大のポイントは、男女どちらも検査をすることです。

「不妊」というと、どうしても女性に原因があるように思われがちです。かく言う僕も、最初はてっきり妻に原因があると思ってしまっていました……。今となっては後悔ばかりなのですが、先入観というのは本当に恐ろしいもので、「女性のお腹に授からないんだから、女性の方に原因があるはずだ」と思い込んでいたのです。

ですが、後で聞いたところによると、不妊の原因は50%の確率で男性側にあるとのこと(これはどこで聞いたのか記憶が定かではないのですが、確か不妊治療専門の病院で聞いたのだと思います)。そして実際、僕たちの不妊の原因は、男性である僕にあったのです。

ちょっぴり余談になりますが、僕は無農薬のお米を栽培していたこともあって、食べ物にそこそこ気を遣っていました。ですが、妻はその反対で、お菓子とか油っぽい食べ物とか添加物などなどが沢山の食べ物が大好き。そんな事情もあったので、僕は健康に自信があり、不妊の症状があるとは思わなかったのです……。本当に思い込みって怖いですね(T-T)

そして、この実例からわかるのは、どれだけ普段の健康や食べ物に気を遣っていようが、不妊の原因には関係ないということですね。だから、「なかなか子どもを授からないなぁ」「何か原因があるのかなぁ?」と思ったら、男女両方が検査を受けるのが良いのです。

ちょっと生々しくなってしまいますが、僕の症状は精子無力症。精子の数は十分あるけれど(むしろ平均より多い)、卵子に向かって上手く泳いで行けない、というものでした。

こうやって検査をするまで、不妊治療を始めてから1年以上の期間が経過していました。そして当然ながら、かなりの金額を費やしていました。ですが、それまでの不妊治療は全て「妻に原因があるだろう」という前提で行われたもの……。つまり、全く無駄なことを一年以上にも渡って、膨大な金額をかけて、行ってしまっていたのでした。

正直、とても後悔しましたし、自分がとても恥ずかしかったです。自分の先入観だけで「妻に原因がある」と思い込み、自分の検査をしなかったのですから……。それに、「不妊の原因が自分にあるとは思いたくない!」という変なプライドもありました。今から思えばちっぽけすぎるプライドですが、それが僕たちの本当の幸せを阻んでしまったのです。

そんな経験から、「不妊治療はまず男女同時に検査すべきだ!」と思っています。どうしても女性が原因と思われがちな不妊ですが、むしろ男こそ検査すべきなのです。

自分の恥ずかしい経験があるからこそ、ちっぽけなプライドを捨てて検査をすることを、男性の皆さんには強くオススメします。

不妊検査は専門の病院で!

ただ、ここでもう一つ大きなポイントがあります。それは「不妊治療専門の病院で検査しましょう!」ということです。

先ほど、「僕に不妊の原因がわかるまで、一年以上も的外れな不妊治療をしてしまった」と書きましたが、その不妊治療に全く根拠がなかったわけではありません。

最初は近所のレディースクリニックで不妊治療を行っていました。実はそこでの検査では、妻に原因があるかも……と言われていたのです。ですから、そこでの判断にしたがって治療を続けていたのでした。

ちなみに、このレディースクリニックでの不妊治療の内容は

  • 排卵の周期を計測して性交のタイミングを合わせる「タイミング法」
  • 排卵のタイミングで精液を採取し、それを医師の手によって子宮内に注入する「人工授精(AIH法)」

そこから専門の病院へ移って、「体外受精(顕微受精)」を行うことになります。

一般的には「人工授精」というと、顕微鏡を見ながら卵子と精子をドッキングさせるイメージが浮かぶかもしれませんが、実は違って、それより前の段階のものがあるんです。

ですが、一年以上経って成果が出ないことを見て、「もっと専門的な病院へ行こう!」となり、先ほどの検査を受けることになりました。そうやって、僕の症状が明るみになったのです。

つまり、もっと早くに不妊治療専門の病院へ行っていれば費用も時間も節約できた、ということなんです。

正直なところ、専門的な病院は費用が高いです(^^;; 提示されている価格を見るだけで尻込みしてしまいます。ですが、結果的に見ると、最初から専門の病院を受診していた方が節約できたと思うんですよね……。ここは各ご家庭のご予算やご都合もあるので、強くはオススメできませんが、それでもやっぱり不妊を疑うなら最初から専門の病院へ行くのが良いと思います!

あ。念のためにお伝えしておくと、最初お世話になったレディースクリニックを批判しているわけでは決してありません! そちらのクリニックの先生はとても親身で、妻もとても仲良くなりました♪ ただ、検査機器など物理的な事情で、より精密な検査ができなかったというだけです。

それに、妻は今でもそちらのクリニックが大好きで、何か体におかしなことを感じたら相談に行っています。そして、スタッフさんたちは、娘にも良くしてくれています(^^) そうやって「家族ぐるみで気軽に相談できる場ができた」という意味では、とても良かったのです。

それでもやっぱり女性の負担が大きい

そしてそして、最後にお伝えしなければならないのは、たとえ男性に不妊の原因があったとしても、不妊治療で負担を背負うのは女性ということです。

専門病院の検査で不妊の原因があるとわかった僕ですが、その後、何かの治療をしたのかというと、ほとんど何もしませんでした……。子どもを授かるまでに沢山の努力と負担を負ってくれたのは、全て妻でした。

「体外受精」のためには、女性側から沢山の卵子を採取せねばならず、そのために薬を投与する日々が続きました。また、その卵子を採取するのも、女性の負担になります。そしてそして、病院の手によって無事に受精が完了した卵子(胚)を子宮内に戻すのも、僕は何もできず、妻が全てやってくれました。

こんな風に、ほぼ全ての負担を女性が負うことになるのです。

もちろん、僕たちの場合は「精子無力症」が原因なので、他の原因だと状況が違うかもしれません。それでもやっぱり、女性に負担がかかるのは変わらないと思います。

これはもう、男性側が何かをできるという話では無くなります。というか、何もできません。できるとしたら、感謝くらいです……。

そう。男性は女性にひたすら感謝するしかないのです。

けど、それが男性にとっての不妊治療というものだと思います。なんかもう、見栄とかプライドとか言ってる場合ではありません。本当に何もできないんです。自分に原因があるとわかっていても、女性の頑張りに頼るしかないのです。

感謝。

それを、一生続けていくことが、男性が不妊治療で最大にできることだと思っています。

不妊治療を頑張る全ての女性に感謝を

そんなこんなで、僕は妻には本当に感謝しています。

僕が原因であってにも関わらず、不妊治療を頑張ってくれ、笑顔でその期間を乗り切ってくれました。そして、妊娠・出産の苦しさと痛みにも耐えて、娘を世に産んでくれました。

自分で書いていて何なんですが、本当に感謝以外にないですね……。もうホント、頭が上がりません。

そんな妻の頑張りがあったおかげで、僕は今、こうやって娘とデートできています。冒頭でご紹介したツイートのように、新たなときめきにキュンキュンしています。

ここまで色々書かせていただきましたが、不妊治療にあたって男性が一番にすべきことは、妻への感謝なのだと思います。

いえ。不妊治療を頑張る全ての女性に感謝と敬意を……ですね!

ABOUT ME
つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!