今日から妻が旅立ちます。
妻は海外旅行の添乗員をしていて、時々こうやって海外へ出張します。
今回のツアーは約10日間。その間、家にいません。
正直、めちゃくちゃ寂しいです……。
ですが、これこそが夫婦がときめいていられる秘訣だと思うのです。
あ。でも、「離れ離れになること」や「寂しいこと」がポイントではありません。夫婦がそれぞれに打ち込めるものを持っていることが、お互いにときめくための何よりの秘訣なのです。
妻が輝く秘密とは?
ブログへのご来訪ありがとうございます! 「農マドワーカー」のつじばやしです(^^) 大阪の郊外で自然農法の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。
こうやって「農業しています」と言うと、「奥さんも手伝っていらっしゃるんですよね?」「奥さま、すごいですねー」と言われたりするのですが、実は全然違います。
ほんの時々は手伝ってくれますが、だいたい1年に1度くらい。しかも、その1度の手伝いも、時間にして15分くらいです。

こんな写真をネットに載っけてたりするのですが、これってその“1年に15分間”の一部を切り取ったものであり、彼女が僕の農業を手伝ってくれているのを意味するわけではありません。
この写真を見た人には、「夫婦で農業に取り組んでいて素敵ですね!」と言っていただいたりするので、ちょっと心苦しかったりするのですが、ネットの写真というのはあくまでも日常の一部を切り取っただけのものなのです!!
それよりも、もっと妻が輝いて取り組んでいるのは、海外のツアーコンダクターです。
好きなことをする妻が好きです

妻には色々と特技や好きなことがあって、普段は他のことも頑張っていますが、ここではツアーコンダクター(添乗員)に絞ってお話しします。
で。この仕事は妻にとって好きなことですが、この“好きなこと”をしている妻はとても輝いています。
そして、だからこそ、僕はいつでも彼女にときめくことが出来ます。
もちろん「農業を手伝ってもらえたら良いなー」と思うこともありますが、それよりも
- 自分の好きなことに取り組んで
- 自分の能力と魅力を発揮して
- 自分なりに日々努力している
そんな姿に、僕は毎日のように惚れ直してしまうのです。
僕のことを好きでいてもらうために
けれど、これは逆に、妻から見た僕もそうかもしれません。
僕も農業とインターネットという“好きなこと”をしています。
(まあ、純粋に自分の“好き”だけではなく、色々な経緯はあったのですが……)
- 自分の好きなことに取り組んで
- 自分の能力と魅力(は、あるのかな?)を発揮して
- 自分なりに日々努力している
わけです。
有り難いことに、妻は毎日のように僕のことを「好き」と言ってくれますが(その度に、僕も「好き」と言いますが)、こういったところがあるから好きでいてもらえるのかな、と思っています。
つまり、夫婦それぞれが自分の好きなことに打ち込んでいることが、お互いへの“好き”や“ときめき”を無くさない秘訣だと思うのです。
相手を置き去りにしてしまうマイナス面
ただ、これには時々マイナスの面もあります。
どういうことかというと、両方が好きなことに取り組んでいると、どちらかがどちらかを置き去りにしてしまうことがあるのです。
妻に置き去りにされます
今回の「妻が10日間家を空ける」というのは、まさにその代表例ですね。
「海外旅行の仕事をする」という妻の好きなことのためには、ここは避けて通れない道です。ですが、家を空けるということは、僕にとって色々と負担になります。
家事や子育てを一人でせねばならず、普段よりもタスクが増えます。何より、めっちゃ寂しいです。この期間はもう、試練のときです。
僕も妻を置き去りにします
けれど一方で、僕も妻を置き去りにしてしまうことがよくあります。
- 田植えや稲刈りが忙しいとき、ご飯の時間を守らない
- 早朝から晩まで、完全に自分一人のペースで働いてしまう
- ネットの仕事に打ち込みすぎて、夜寝るのが遅くなって心配させる
などなどです。
こんな風に、僕が好きなことに取り組むことで、妻に負担を強いることが多々あるのです。
要するに「お互いさま」ということなのですが、それぞれが何かに打ち込んでいると、こういったマイナス面も生まれてしまうということです。
マイナスをスパイスに変える!
ですが実は、こういったマイナス面も、夫婦がときめくためのスパイスになります。
- 妻が家を空ければ、彼女の存在の大きさを改めて知りますし
- 妻がツアーの準備の苦手な部分を僕が手伝って、絆が深まったりもします
(先日、スペインの歴史を簡単に説明する記事を書きましたが、これは妻のツアーのためです!) - ツアー中の出来事を聞いて、妻の良いところを再発見したりもします
妻が僕の仕事をどう見ているのかはわかりませんが、少なくとも僕は、こんな風に感じています。
妻が好きなことに取り組んで、ときどき置き去りにされそうなときこそ、逆に妻の魅力や大切さに気づくのです。
先ほど「お互いさま」という言葉が出ましたが、
- それぞれが好きなことをしていて、
- お互いにそれを理解していて
- お互いに相手を置き去りにすることがあるからこそ
- 更に相手の大切さに気づく
ということが起こっているように思うのです。
(でも、上手く言葉で表現できてる自信がないです……(>_<))
「どちらか一方だけ」はダメ
ですから、一番良くないのは「どちらか一方だけが好きなことをしている」という状態ですね。
これだと、好きなことをしている本人は良いですが、もう一方は常に置き去りになってしまいます……。
というか、僕自身が以前はそれをやってしまっていました(>_<)
自分の好きなことばかりして妻のことを省みず、彼女をたくさん置き去りにしてしまったのです。その間は、妻ばかりが子育てをして、しかも僕は夜遅くまで仕事をして……という状態でした。
今から振り返ると、とてもヒドイことをしていたなぁ、と反省ばかりです。
ですので、今のように妻が好きなことをして、海外へ羽ばたく姿というのは、こちらとしても本当に嬉しいのです。
夫婦がそれぞれに好きなことをして、お互いがそれを理解している関係
これがやはり理想だな、と思います。
最後に(お互いに打ち込めるものを持つ!)
って、色々と書いてきましたが、あくまでも理想論であって、我が家もまだまだそこまで行けていません(^^;
妻が海外へ行く期間は僕は寂しすぎて発狂しそうになりますし、僕が仕事にのめり込んで夜が遅くなると妻は怒ります。他にも、些細なことでケンカしたり、拗ねてしまうこともしょっちゅうです(主に僕が……(–;)。
けれど、好きなことに打ち込んでいる妻はやっぱり素敵ですし、キラキラしています。なんかもう、めっちゃ好きです♡
逆に、僕が仕事で頑張っていると、時々、「いい仕事しますね」「かっこいいですね」と妻が褒めてくれることがあります。
だから、お互いに打ち込めるものを持っておくというのは、夫婦がときめきを無くさないための大きな秘訣だと思うのです。
「ノロケか?!」と言われそうな内容になってしまいましたが、このブログは妻への愛とノロケで9割くらいが成り立っているので、どうぞご容赦ください。
(初めてご覧くださった方には、ホントすみませんm(_ _)m)
でも、なんというか、自分のパートナーのことを正々堂々と「好きだ」と言って、正々堂々とノロケられる世の中になることが、お互いにときめく夫婦が増える何よりの方法かな?と思ったりします。
そんなわけで、これからもネットの中心で妻への愛を叫んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします!