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『HUGっと!プリキュア』が凄い!えみるとルールーから人生を学ぶ!

『HUGっと!プリキュア』えみるとルールーの出逢いの回から学べること!

この記事では、2018年5月13日(日)に放送された『HUG(ハグ)っと!プリキュア』「迷コンビ…?えみるとルールーのとある一日」について語っていきます。

  • この回は本当に素晴らしかった!
  • 人生の大切なことが詰まっていた!

ということをお伝えしたいのですが、すみません……まずは叫ばせてください。

 

ギュイーンとソウルがシャウトするのです!

朝日放送系『HUGっと!プリキュア』「迷コンビ…?えみるとルールーのとある一日」(2018.5.13放送)より

 

これは劇中で、登場人物の「えみる」が、初めて出会った「ルールー」に言ったセリフです。

著作権の関係があるので引用マークで囲みましたが、これはまさに僕自身の叫び!

この回、めっちゃギュイーーーーーーン!でした。

えみるとルールーの会話に、めっちゃソウルがシャウト!しました。

本当に素晴らしかったのです!

まさに感動ものだったのです!!

これはゼッタイ神回なのです!!!

僕の人生史上アニメランキング1位に一気に浮上したのです!!!!

そして、「この回がいかに素晴らしかったのか?」を、超絶に語りたいのです!!!!!

そんなわけで、

『HUGっと!プリキュア』の えみるとルールーの出逢いから学べること

を、ギュイーンとソウルをシャウトさせながら書いていきます!

人との出会いが転機となる

今回の『HUGっと!プリキュア』から学べること。それは、

何気ない人との出会いが人生の転機となる

ということです。

えみるとルールーは今回で初めて出逢いました。そして、その出会いは道端で偶然すれ違ったところから始まります。

本当に何気ない出逢いだったわけです。

ですが、話が進むうちに、二人の中で大きな変化が起こります。

全く違った人生を歩んできた二人が、何気なく会話を交わす中で、価値観を大きく転換させていきます。

いえ。もっと正確に言うと、今まで抱えていた抑圧や呪縛から解き放たれるのです。

しかも、それが非常に自然な形で描かれていたというのが、今回の驚異的なところです。

一体どういう話なの?

……と、こんなことを言っても、プリキュアをご存じない方にはチンプンカンプンだと思うので、もう少し丁寧に説明していきたいと思います。

というか、まずはこちらの動画をご覧ください。

(時期的な関係で動画が表示されなかったらすみませんm(_ _)m)

この中に出てくる

  • ツインテールの栗色の髪の女の子が「えみる」
  • 紫色の髪の長い女の子が「ルールー」

です。

ですが実は、この二人『HUGっと!プリキュア』の主要キャラクターではありません。プリキュアに変身できるキャラは他にいます。

なのに、この回ではなぜか この二人にスポットライトが当たり、“臨時主役”みたいな感じで物語が展開したのです。

「いずれこの二人(or どちらか)がプリキュアになる」という説もあありますが(僕もそうだと予想していますが)

プリキュアに変身できない二人が、今回は主役になっていた

というところに、この回の素晴らしさがあるのです。

キャラクター紹介

では、「えみる」と「ルールー」の二人がどういう人物なのか、簡単にご紹介しておきましょう。

えみる
  • 本名「愛崎えみる」
  • 現在 小学6年生(主人公「野乃はな」の妹「ことり」と同じクラス)
  • 極度な心配症で、「石橋を叩いて渡る」ではなく「石橋を叩いて壊す」タイプ(←実際に壊した)
  • 「〜なのです」が口グセ
  • 家は超絶のお金持ちであり、「令嬢」とも呼ばれる
  • それゆえに、本当に自分が好きなギターが認められず、ヒッソリと取り組んできた

 

ルールー
  • 実はプリキュアたちの敵である「クライアス社」の一人
  • 冷静沈着で無感情な性格(アンドロイド?)
  • 情報処理に長けていて、プリキュアの行動を分析し、強力なモンスター(通称「オシマイダー」)を呼び出すことができる
  • 現在は、プリキュアの行動分析を進めるため、主人公「はな」の家に留学生として潜入している
  • だが、潜入したのは良いものの、人間独特の感情や絆が理解不能であることが多い
  • それゆえに、今までの無感情な自分にはなかったような行動を取ることもある

こんな風に、全く性格も境遇も異なる二人が出会うことになったのです。

パラダイムシフト(価値観の転換)が起こった!

で。えみるとルールーが出会ったことで何が起こったのかというと、互いの価値観の転換です。ちょっと格好つけた言葉で言えば、「パラダイム・シフトが起こった」のです。

そして、そのパラダイム・シフトとはどんなものだったかというと、今まで抱えていた抑圧や呪縛からの解放でした。

これが相互に行われたというのが、本当に本当に素晴らしいところなのです!!

というわけで、次から、それぞれのパラダイム・シフトを具体的に見ていきます。

えみるのパラダイムシフト

では、まず「えみる」に起こったパラダイムシフトについて見ていきましょう!

えみるの抱えていた抑圧

先ほどの紹介欄にもあったように、えみるは“お金持ちの令嬢”です。

どうやら両親は音楽家か芸術家のようなのですが、えみるも その教育下において音楽を習っていたようです。
(今回、えみるの自室にピアノとバイオリンが置かれている描写がありました)

ですが、彼女が本当に好きなのはギター。

ピアノやバイオリンといったクラシック向きの楽器ではなく、「自由で」「ノレて」「カッコイイ」ギターが大好きだったのです。

ギュイーンとソウルがシャウトするのです!

と言うくらい、ギターを愛してやまなかったのです。

ですが、家庭の事情により、その「ギターが好き」という感情を隠していました。ギターを持ってはいたものの、部屋の中でヒッソリと弾くだけでした。

自分の“好き”を認めてもらえた!

そんな「ギターが好き」という自分を押し殺していたえみるですが、今回のルールーとの出逢いによって変化が起こります。

道端での遭遇からルールーと共に行動し、彼女に惹かれたえみるは、ルールーを自宅へ招きます。

そして、最大の秘密であったギターを披露したのです。

ルールーは感情や感性を持たず、音楽のことも知らなかったため、初めは「理解不能」でした。けれど、次第に えみるの歌声とギターの音色に惹かれ、

その「歌」というものが私の中で響き続けていて

「もっと聞きたい!」……そう思います

という言葉を発するまでに至ります。

これは、えみるにとっては本当に画期的なことです。

今まで人には言えなかった“大好きなこと”を、認めてもらえた瞬間だったのですから。

自分のために戦ってくれる存在

また、その直後にも大きな出来事が起こります。

ギターの音を察知したえみるのお兄さんが、部屋にやって来たのです。そして、えみるに対しギターを辞めるように言います。

やめたまえ。女の子がギターなんて

女の子は女の子らしく、ピアノやバイオリンの方が似合っている

由緒ある愛崎家の令嬢にギターは不釣り合いだ

まさに、えみるが抱えていた“呪縛”を象徴するかのような言葉ですね。こういった価値観の中で、えみるは生きていたのです。

ですが、そこにルールーが異を唱えます。

(なぜギターがダメなのか)基準が不明瞭です

命令に従う義務はないはずです

冷静に情報を分析できるルールーだからこそのセリフですね。

お兄さんの考えを変えることまではできなかったものの、彼が立ち去った後、ルールーはえみるに言います。

何なのですか、あの人は!

あなたは先ほど言いました。ギターは自由だと、カッコイイのだと、最も愛するものだと

それをあのように否定するなんて!

と、感情を解さないはずのルールーが、怒って言ったのです。

これはつまり、えみるにとっては

  • 自分の“好きなこと”を全面的に肯定してもらえた
  • 今まで自分を抑圧していた価値観に対して戦ってくれた

ということを意味します。

今までの人生を暗く覆ってきた抑圧から解放された瞬間だった、と言えるのです。

えみるのお兄さんが「女の子は女の子らしく」と言うところで、「らしく」の箇所だけがカットが切り替わり、お兄さんの口が灰色がかって拡大される演出は、本当に秀逸でございました。こんな細かいところまで作り込まれていたのは、この回に大きな意味があったのではないかと思えてなりません。

ルールーのパラダイムシフト

では、一方のルールーには、どんなパラダイムシフトが起こったのでしょうか?

人間たちのことが「理解不能」

現在、主人公の家で暮らしているルールーですが、本来はプリキュアの敵であり、感情を解さない人物(アンドロイド?)です。

ですが、プリキュアを分析するため人間社会に潜入したところ、人間独特の感情や絆といったものに初めて触れることになりました。

それらはルールーにって全て「理解不能」であり、でもだからこそ「プリキュアの強さの秘密では?」と興味を抱くところでもありました。

そして更に、今回えみると出会うことで、その「理解不能」が更に高まります。

えみるは更に「理解不能」

えみるは極度の心配性であり、身の回りの人の危険を妄想しては、とにかく助けようとします。

何のメリットもないその行動が、ルールーにとっては完全に「理解不能」なのです。

しかも、えみると触れ合った人たちは、何の助けもメリットも得ていないのに笑顔になってしまいます。そこがまたも「理解不能」なことでした。

ですが、その「理解不能」ゆえに、えみるという人物に興味を引かれます。

つまり、機械のように感情を持たずに生きてきたルールーが、えみるという最も「理解不能」な人物と出会うことで、人間の感情に更に興味を抱く、という展開が起こったのです。

初めての音楽に感動する

そして、更に衝撃なものに出会います。それが、えみるの奏でる音楽でした。

えみるの自室に招かれ、彼女の秘密であったギターを披露されたとき、ルールーは初めての感覚に包まれます。衝撃を受けた、と言ってもいいでしょう。

なんですか? その……不思議な音と声の組み合わせは?

苦しいです……その「歌」というものが私の中で響き続けていて

といった台詞に見られるように、戸惑いの混じった感動が、ルールーの中を駆け巡ったのです。

そして、その後でこう言いました。

もっと聞きたい! ……そう思います

(ここで先ほどの えみるの話とつながります)

こんな風に、「音楽が好き」という感情に気づくのです。

これは、今まで感情や感性を持たずに生きてきたルールーにとって、確実に大きな変化であり、彼女の中で起こったパラダイムシフトだったと言えます。

「矛盾」とも言える“怒り”

また、ここから更に驚くべきことが起こります。

えみるのお兄さんがやって来て、ギターに関して議論した後、

何なのですか、あの人は!

あなたは先ほど言いました。ギターは自由だと、カッコイイのだと、最も愛するものだと

それをあのように否定するなんて!

と、怒ったような口調で言ったのです。

いえ。その表情からも、完全に「怒っている」のが見て取れました。えみるも、こんな風に言っています。

ありがとう、ルールー。怒ってくれて

人間の感情が「理解不能」であるはずのルールーが、感情的に「怒る」。

これはもう完全に「矛盾」なのですが、それくらい激しい変化が、たった数分のシーンで起こってしまったのです。

というか、一番衝撃を受けたのは本人だったらしく、

怒った? 私が……?

と、ルールー自身がつぶやいていました。

ただ、この描写により、ルールーの中にも確実に変化が起こったことがわかります。

今まで人間の感情を理解せず、自分の意思を持たず、機械人形のように会社の命令に従うだけだったルールーが、「自分の中にも好きなことや感情がある」と大きく価値観を転換した瞬間だったのです。

ルールーがこのように感情を抱いたのは、今回が初めてだったのか? それとも過去にもあったのか? そこはまだわかっていません。個人的には「もしかしたら過去に感情を持っていて、何かの事情で封印されたのかも」と考えています。そこは今後のストーリーで明らかになるでしょうから、これからの見どころの一つですね!

あくまでも自然な会話で起こった変化

こんな風に、もともとの生い立ちも現在の境遇も全く異なる二人が出会うことで、それぞれに大きなパラダイム・シフトが起きました。

そして更に注目すべきなのは、この二人はどちらも「相手を変えようとしていたわけではない」ということです。

ともすると、こういったテレビアニメでは、相手が悩みを抱えていたりピンチに陥っていて、それを「何とか救おう!」「その状況を変えよう!」としてドラマティックに描かれます。

ですが、今回のえみるとルールーの物語は、あくまでも自然に、互いの価値観や意見を交わすだけで、それぞれに大きな変化をもたらしています

ここが本当に衝撃的で、素晴らしい展開だったのです。

現実の日常のように、静かに淡々と進む二人の会話を見ながら、僕の中でギュイーンとソウルがシャウトしていたのでした。

何気ない人との出会いに人生のチャンスがある!

で。これが何を意味するかというと、

何気ない人との出会いや会話の中に、人生を変えるチャンスが潜んでいますよ

ということです。

そう。現実においても、パラダイム・シフトは特別なところにあるのではなく、日常の中にあるということです。

もっと言うと、人との出会いこそが人生の転機なのです。

今回の物語において、えみるとルールーは、互いに出会うことによって、今まで抱えていた抑圧や呪縛から解放されるきっかけを得ました。大きな転換の機会を得ました。

こんな風に、僕たちの日常においても、人との何気ない出会いの中に大きなチャンスがある、ということなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

思わず熱く語ってしまいましたが、今までのポイントを整理すると……

えみるとルールーの出逢いに学ぶ
  • 全く境遇の違う「えみる」と「ルールー」が出会うことで、互いにパラダイム・シフト(価値観の転換)を生んだ
  • しかも、それが自然な会話のシーンで描写されている
    (というか、この二人はもともと主要キャラではなく、プリキュアにも変身できない)
  • それゆえに、「現実でも何気ない人との出会いが人生の転機となる」ということを学べる

となります。

今まで長々と書いてしまいましたが、まとめるとシンプルですね♪

でもでも、今回のプリキュアは本当に素晴らしかったので、僕はめちゃくちゃ感動しました。まさに“神回”でした。

そんなわけで、まだご覧になってない方は、ぜひぜひご覧になってください!

そして、ギュイーンとソウルをシャウトさせてください!!

※『HUGっと!プリキュア』についてはコチラもどうぞ↓

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