拝啓 妻 さま
夏の訪れを感じる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
でも、毎日一緒に過ごしているのに「いかがお過ごしでしょうか?」は変ですね。大変失礼しました。
そして、この度は大変ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございませんでした。
体調が優れなかったからと言って、
- お皿洗いを僕がやると言ってるのに、聞いてくれなかったから怒鳴ったり
- 夜に僕が仕事をしていて声をかけてくれたのに、「今は話しかけんな!」と拒絶したり
- 乾燥機に洗濯物が入れっぱなしだったから、「電気代をムダにすんな!」と怒ったり
という理不尽な行動をしてしまったこと、深く深く反省しております。
特に、お皿洗いの件は、僕の体調を気遣って自らやってくれていたのに、「俺の仕事を奪うな!」的な変な“男のプライド”が発動し、意地を張ってしまったので、本当に意味不明です。
もう、めっちゃ申し訳なく、「あの時の自分は何をやっていたんやろう?」と情けないばかりですm(_ _)m
ですが、そんな状況にも関わらず、僕の体調不良を察してくれて……
しかも、「僕は調子悪くなると、家族に八つ当たりしてしまう」という特性を理解してくれて……
本当に本当に感謝しております。
なんかもう、頭が上がりません。(やはり、あなたは最高の妻でございます)
おかげさまで、昨日にはほぼ体調は回復し、今日は元気に過ごすことができております。
今回の件で、改めて自分の未熟さを知ることになりましたが、このことを深く反省した上で、今後の改善に努めて参りたいと存じます。
もちろん、僕のことはイヤになれば、いつでも離婚していただいて構いません。ですが、もしこんな未熟な夫であっても良いと仰って下さるのであれば、これからも一緒にいていただけると助かります。
今年の梅雨は例年より早い訪れとなるそうですので、妻さまにおかれましても、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
また、今日のお仕事がんばってください。美味しい晩ごはん(たぶん、カレー)を作って、お帰りをお待ちしております。
敬具
体調不良で気持ちが落ち込んで……
こんにちは! 「農マドワーカー」のつじばやしです。
いきなり妻への手紙から始めてしまいましたが、実は一昨日の夜から昨日の朝にかけて体調を崩しておりました。
昨日のブログに「目の調子が悪い」「目ヤニがカピカピになってしまった」と書いたのですが、それはまさに一昨日からの体調不良によるものです。
とはいえ、目以外に目立った症状は出ず、単に身体がダルい感じの状態でした。
ですが、こんな体調不良のときに問題になるのが、気持ちまで落ち込んでしまうことです……。
家族に八つ当たりしてしまう悪いクセ
僕は調子が悪くなると、無性にイライラしてしまいます。
何か理由があるわけでもなく、見るもの聞くもの全てに対してイライラしてしまう、という非常に悪い状態に陥ってしまいます。
その結果、先ほどの手紙に書いたように、理不尽な行動を取ってしまいました。
一言で言えば「八つ当たり」以外の何ものでもありません。
そして、その矛先は一番身近にいる家族へ向かってしまいます。その中でも一番頼りになる妻へと向かってしまいます。
要は、甘えているだけなんですよね……。
「お前はガキか!?」と突っ込んでしまいたくなりますが、こんな悪い特性を僕は持っているわけです。
調子が悪いと“全然アカン奴”なんです
このブログで「心のコントロールがどうの」とか「家族を大切に」と散々言っているにも関わらず、ちゃんちゃらおかしい状態です。
ですので、妻だけではなく読者の皆さまにも、本当に申し訳ないなぁ……と感じています。
だからといって、ブログを辞める気は毛頭ないのですが、むしろ この“弱っちい自分”をテーマに今日の記事を書かせていただいているのですが、
普段は偉そうに色々語ってるけど、体調が悪くなると全然アカン奴
ということをご理解いただければと思います。
いえ。妻から言わせると、“普段から全然アカン奴”かもしれません……(- -;;
いや、もう。家族には“弱っちい自分”を見せてばっかりで、しかもそれを支えてもらってばっかりで、本当に頭が上がりません。
それゆえに、「やっぱり家族って大事!!」と感じています。
改善策を考えた結果
ですがやはり、体調不良のたびに八つ当たりをしていては、家族に迷惑ばかりかかってしまいます。
ですので、これからの改善策を考えねばなりません。
そうやって出た結論が、、、
- 自分の中にある“弱っちい自分”を認めること
- 体調不良になると家族に八つ当たりしてしまうような“全然アカン奴”であることを、オープンにすること
- そして、それを懺悔する記事を書くこと
- 妻への感謝を込めて書くこと
というものでした。
そんなわけで、今回の記事を書くに至っております。
自分以外にも起こりそうなので……
「なんや、その内輪ネタは?!」
となられるかもしれませんが、このブログは元々そういう趣旨なので、何とぞご容赦くださいませm(_ _)m
そして、このブログは「妻への愛を叫ぶ」というのが裏テーマでもあるため、今回も少し角度を変えた形で愛を叫ばせていただいております。
ですが、そんな“内輪ネタ”ではありますが、「体調不良のときに機嫌が悪くなる」というのは、他の人にもあり得ることだと考えております。
ですので、
- 「そうそう。自分もそうなっちゃうよー」とか
- 「うちの家族にも、そんな状態になっちゃう人がいるよ」とか
- 「なるほど。じゃあ、こんな風に対応すればいいのか」とか
そういったことを、少しでもお届けできたらなー、と思って書かせていただいております。
悪い状態は一時的なもの
んでもって、体調不良などで落ち込んでしまったときに重要なのが、
その悪い状態は、あくまでも一時的なものだと考えること
だと思っています。
たしかに、自分の中には“弱っちい自分”や“全然アカン奴”が潜んでいるのですが、あくまでもそれは自分の一部分です。
“弱っちい自分”が全てではないし、その状態がずっと継続するわけでもありません。
だから、その一部分にばかり焦点を当ててしまうのは違うのです。
もちろん、“弱っちい自分”が出てしまったときは、そこを反省することが大切ですが、「自分とはこんな弱い人間だ」と固定化してしまうのは良くないです。
なぜならば、そんな風にネガティブに自分を捉えてしまうと、それによってセルフイメージが構築されてしまい、その“弱っちい自分”のまま今後も過ごす可能性が高くなるからです。
また、自分以外の家族に対しても、「この人はダメな人だ」とか「イライラばかりする人だ」と人格を考えるのも良くないです。
これまた相手のイメージを固定化してしまって、その悪い状態のまま行動や習慣が継続してしまうことになります。
ですから、「悪い状態はあくまで一時的なもの」と考えるのが有効なのです。
“弱っちい自分”を認めること
また、そもそもの話として、“弱っちい自分”を否定してしまうのも違います。
“弱っちい自分”も自分自身を構成している大切なパーツであり、それが欠けると今の自分が成り立たなくなってしまいますから。
単に体調が悪いときに表面化してしまうだけで、普段から“弱っちい自分”が心の奥にいることで、自分という人格のバランスが取れているわけです。
ですから、
- “弱っちい自分”が自分の中にいてもいい
- それも自分の大切な一部
と認めることも、とても重要です。
家族の“弱っちい部分”も肯定する
そして、それは自分自身だけではなく、家族に対してできるともっと良いですよね。
今回、妻は僕の持っている「調子が悪くなるとイライラしてしまう」という特性を知っていました。
ですから、僕が八つ当たりをしてしまっても、
- 夫は調子が悪くなると、いつもこうなる
- そして、イライラしているのは、夫の中の一部分
- だから、あくまでも一時的な現象
と受け止めて、さほど気にせず過ごしてくれました。
(もしかしたら傷つけてしまってたかもですが……。その場合はホントにごめんなさいm(_ _)m)
そんなわけで、調子の悪い家族と接するときも、「相手の中にも“弱っちい部分”がある」と肯定すると良いのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
完全なる“内輪ネタ”をベースにお話ししてしまいましたが、少しでもご参考になるところがあれば幸いです。
改めてポイントを整理すると……
- 体調が悪くなると、どんな人でも“弱い部分”や“不機嫌な部分”が表面化することがある
- けれど、それはあくまでも自分の“一部”であって、人格全体が決まるわけではない
(状態の悪いときばかりを見て、セルフイメージを固定化させるのは良くない) - 家族や身近な人の調子が悪くなったときも、その人の“一部”が表面化しただけで、一時的なものだと受け止める
(こういうときに「これが相手の本性だ!」となると、そのネガティブイメージのまま固定化するので良くない) - そして、自分の中にも相手の中にも、“弱い部分”があるものだと認めることが大前提
となります。
あなた自身やあなたのご家族が体調不良になられたときに、ご活用いただけると嬉しいです!
さてさて。今日は頑張って、妻へのお詫びカレーを作らねばーーーーー!
つじばやし様
うちがまさに、今真っ最中の状況です。
体調が優れず、仕事のストレスを抱える
彼の気持ちを理解しようと努力をしていますが、、、挫けそうになります。涙が出そうになります。彼が怖くて話かける事もできなくて1日の大半を別々の空間で過ごしています。
つじばやし様ご自身が気付いていらっしゃる事が凄いです。
私は、彼を見てると、、また以前の様な日常に戻れるのかな?と心配になります(涙)
自分自身が気付くか気付かないかで妻の気持ちは全く違います。
私も「特性」を理解し、この弱い私自身の気持ちに負けない様にします‼︎
りんご
りんごさん >
コメントありがとうございます!
そうなんですね……
旦那さまの調子がお悪い状態なのですね(>_<) りんごさんご自身もおツライと思います(T-T) ただ、りんごさんが落ち込んでしまわれると、ご夫婦一緒に落ち込んでしまうので、できるだけご自身を大切にして気分が良くなるように過ごされてくださいね! なんだかんだで、男は妻or彼女が元気でいてくれるのが一番うれしかったりします。 また、おっしゃるように、自分の調子が悪いことは自分で気づくしかないので、旦那さまの気分を良くすることも難しいですし……。 (たとえ夫婦でも、他人である以上、相手のコントロールすることはできませんから) なので、個人的には りんごさんご自身の気持ちが落ち込まずに、お一人の時間で好きなことをされたり、できるだけ気持ちの良い状態でいただけれるといいなー、と思いました。 ご自身の弱い気持ちに負けないように頑張って下さいーーーーーーー!!