妻と娘が出ていきました。
だから、「自分のため」に生きることにしました。
今までは「家族のため」と思って生活していましたが、「自分のため」を優先することにしたのです。
「自分のため」を優先します!
ブログへのご来訪ありがとうございます! 「農マドワーカー」のつじばやしです。大阪の郊外で無農薬・無肥料の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。
唐突な書き出しになってしまいましたが、「妻と娘が出ていった」というのは、ケンカや別居などではなく単なる里帰りです。
妻が東京の実家に娘を連れて帰りました。
なので、現在の僕は家で一人ぼっち。ちょっと寂しい生活を送っています。
そして、とても気をつけていることがあります。それは……
一人のときこそ「自分のため」を優先して生活しよう!
ということです。
家族がいなくなると調子が崩れる
妻と娘がこんな風に家を空けることは、今に始まったことではありません。これまでも、数ヶ月に一度のペースで里帰りしていました。
ですので、自分としても慣れっこなのですが、家で一人で過ごしていると、決まって困ったことが起こります……。
それは、妻と娘が家を離れてから数日経つと心や体の調子を崩してしまう、というもの。
そう。いつもは一緒に暮らしている家族がいなくなると、自分の生活リズムや体調までもが崩れてしまうのです。
それによって、今まで苦しくなったりツラくなったりしていました。
だから、今回こそは調子を崩すまいと思っているのです。
「家族のため」が行動原理になっていた
どうして妻と娘がいなくなると、調子が崩れてしまうのか?
シンプルな答えを言うと、「家族がいないのが寂しいから」ということになると思います。
ですが、もう少し深掘りしてみると、
生活のあらゆる行動原理が「家族のため」になっていたから
という理由が見えてきました。
そうなんです。プライベートを過ごすにしても仕事するにしても、全て「妻と娘のために!」という動機で行動していたのです。
それゆえに、妻と娘の存在がいなくなった途端、上手く行動できずに調子を崩していたのでした。
自分以外の他者に依存していた
これは、はっきり言って深刻な問題です。
「家族のために」と言うと、表面的には良いことのように聞こえますが、これって実は「自分以外の他者に行動原理を委ねている」という状態ですから。
つまり、妻と娘に依存して自ら行動を起こすことができなくなっていたのです。
だから今回は、
- 妻と娘がいなくても、ちゃんと日々の行動を起こそう!
- 「家族のために」という行動原理をいったん取り払おう!
- 「他人のために」ではなく、「自分のために」を優先して過ごしてみよう!
と考えました。
「自分のため」を優先した結果……
妻と娘が旅立ってから今日で3日目を迎えましたが、「自分の心と体が喜ぶこと」に意識を向けながら生活しています。
ただ、非常に面白いのは、「自分のため!」と言いながら、結局は普段と同じ行動を取っているということです。
- いつも「家族のために」朝起きてすぐに掃除していたけど、「自分のため」と考えても、同じように掃除している
- ご飯を作るときは「家族のため」に出来るだけ美味しいものを作っていたけど、「自分のため」と考えても同じくらい美味しいものを作っている
- 外で買い物するときに「家族のため」と思ってスイーツを買っていたけど、「自分のため」を考えると、同じようにスイーツを買って帰っている
- いつも「家族が心地よくなるように」と思ってお風呂を入れたりお風呂掃除していたけど、「自分のため」と思っても結局 同じようになっている
という感じで。
こうやって過ごしていると、ちょっと新たな発見もありました。
「そうかー。妻と娘のことが大好きで、普段は彼女たちのために動くことが喜びだけど、“自分”という存在も同じくらい大切なんだなぁ」
……と。
“自分”も家族と同じくらい大切な存在
そういえば、今まで一人になったときの生活を思い返すと、かなり雑な暮らし方になっていました。
- 「妻と娘がいないからいいや」となって、掃除をしなかったり
- 「誰かに食べさせるわけじゃないから」と考えて、食事をテキトーに作ったり
- 「自分一人だけだから良いものじゃなくていいや」と考えて、お菓子を大量に買ってバクバク食べたり
- 「お風呂洗うのめんどくさいから」と考えて、お風呂を入れずシャワーだけで済ませたり
という風に、「自分を大切にしない」生活習慣に陥っていたのです。
こんな生活になれば、調子を崩してしまって当然ですね……(^^;;
「妻と娘がいないことが寂しくて調子が悪くなる」と思っていましたが、家族がいないことで生活習慣そのものが乱れた要因も大きかったのでしょう。
ですが、今回は「自分自身も家族と同じくらい大切な存在」と思うことで、良い変化が起こったように思うのです。
「家族のため」だからこそ自分を大切にする
あ。でも、よく考えると、これはいつだって心がけたいことですね。
妻と娘が家にいてくれるときだって、自分自身のことも大切にしたほうがいいです。「家族のため」と言うのであれば、“自分”という存在も家族の一部なのですから。
日本の風潮なのかどうなのか、多くの人が「人のため」とか「家族のため」に生きようとしてしまいます。そして、「人のため」「家族のため」という理由で、自分を蔑ろにしてしまいがちです。
ですが、「人のため」の中にも“自分”は含まれますし、「家族のため」の中にも“自分”は含まれます。
だから、
「人のため」「家族のため」を考えるからこそ、自分自身を大切にすべき
とということに今回気づいたのでした(^^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妻と娘が帰省して一人暮らし状態になったのをきっかけに、暮らし方や自分との向き合い方を考えてみました。
もう一度ポイントを整理すると……
- 普段から「家族のため」を考えて行動していると、その家族がいなくなったとき調子を崩す
- だから、一人になったときは「自分のため」を意識して過ごすと良い
- でも実は、「自分のため」と言いつつ、「家族のため」と同じような行動を取ってしまう
- なぜなら、自分自身も家族と同じくらい大切な存在であるから
- というか、“自分”という存在も家族の一員なのであるから、「家族のため」を考えるなら、普段から自分自身を大切にすべき
となります。
今までは、「家族のため」の“家族”の中に自分自身を含めていないという不完全な状態でした(^^;; ですが、これからは“自分”という存在も含めて大切にしていこうと思います!
あなたとご家族の暮らし方にも、ご参考になるところがあれば幸いです(^^)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!