農業

稲刈りと天日干しを手作業でしてお米づくりの楽しさを実感した

今年の稲刈りが始まりました

今年の稲刈りが始まりました。

ですが、先月から雨続きだったためか、土が全然乾いておらず、機械を入れることができません(T-T)

それゆえに、手作業で進めています。

手で刈って束ねて脇に置いています。

刈り取った稲を5〜6株ほど束ねて、こんな風に脇に置いていきます。
(一人で作業していて他に撮影してくれる人がいなかったので、この写真ではわかりにくいかもしれません)

そして、スペースができたところに、稲を干すための竿を組んでいきます。

「稲木」とか「稲架」とか「ハザ」とか言ったりします。

「稲木」とか「稲架」とか「ハザ」とか言ったりします。

あ。でも、この写真だとわかりにくいですね……(^^;;

僕は「ハザ」と呼んでいます

こんなのです。

僕は「ハザ」と呼んでいます。

そして、こうやって組んだハザ(稲木、稲架)に、先ほど脇へ置いておいた稲の束をかけていきます。

束ねた稲をかけて干します

田舎などでよくある風景ですね。

我が家は大阪の郊外で、「田舎と都会のハザマ」みたいなところですが、僕はこうやって天日干しにするのが好きなので、もう10年近く続けています。

普通の稲刈りだとコンバインでちゃちゃっと刈り取って、機械の中で脱穀(実だけ取り除くこと)して、それを乾燥機に入れて乾かします。その方が効率がいいし、断然速いんです。

ですが、

  • 昔ながらの方法を続けてみたい
  • せっかく太陽が照ってくれるのだから、自然の力で乾燥させたい
  • 洗濯物だって、乾燥機よりお日様の下で乾かした方が気持ちいいじゃん!

と思って、ずっと天日干ししています。

この天日干しは2〜3週間かかるのですが、その間に茎や葉っぱの養分がお米の部分に流れ込むので、機械の乾燥よりも美味しくなると言われています。

なので、「環境のため」でも「美味しさのため」でもあるのです。

ですが、そういう難しいことは置いておいて、何より一番の理由は

この天日干しの作業と光景が好きだから

ということだったりします。

そうなんです。理屈じゃないんですよねー。

いえ、一応の理屈はあるんですが、実行している原因は理屈を超えたところにあるのです。

そしてそして、今年は機械を入れられず、手作業で稲刈りと天日干しをしているのですが、その中で気づくこともありました。

手で稲刈りするの、好き!!

……と。

実は、およそ10年前、自然農法を始めた当初も、機械無しの手作業で稲刈りをしていました。

その時も手作業の稲刈りは好きだったのですが、さすがにしんどくなって、数年で辞めました。なので、そこからは稲を刈って束ねてくれる「バインダー」という機械を使うようになりました。

ですが、今年は土が柔らかすぎてバインダーが入れず(しかも、機械も不調)、このように手作業をしています。

すると、自然農法を始めた当時の気持ちが蘇ってくる感覚がしたのです。

「嗚呼! 自分の体を使って、自然に触れながら作業するのは、なんと気持ちいいのだろうか!」

……と。

正直言うと、田んぼを続けているうちに、当初の純粋な気持ちが薄れ、

  • 今年はどれくらい収穫できるかな?
  • どれくらい販売できるかな?
  • できればラクに作業できたらいいなー

と、収穫量やお金を優先して考えてしまったり、自分が楽することを求めたりしていました。

でも、そうやってメリットや効率ばかり考えると、お米づくりが面白くなくなっていたんですよね……。

いつの間にか、惰性になっていたというか、「今年もやらなきゃ」みたいな気持ちで取り組んでしまっていました。

けれど、今年は機械が使えない状況になって、改めて手作業で稲刈りをしてみると、その楽しさや幸福感を純粋に感じることができたのです。

「原点に還るとはこのことか!」

と実感しています。

お米づくりを始めた当初の純粋な自分の気持ちや、自然の偉大さや、お米が実ってくれる有り難さを、取り戻すことができたのでした。

これから状態が回復すれば機械で稲刈りする予定ですが、

「なんかもう、機械が使えなくても、手作業でずっとやってもいいかも!」

くらいに考えています。

「原点を振り返る」「初心を忘れない」って、大事ですね!!

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つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!

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