妻に「かっこいいね!」と言ってもらえました。
↑上の写真は、娘の幼稚園グッズのために縫い物をしているところなのですが、この光景を見て、妻がそんな風に言ってくれました。
ですが、僕自身は、
- 縫い物は苦手だし
- なんかチマチマしたことしてるし
- そもそも、男性的魅力が全く発揮されないことだし
- むしろカッコ悪いよね?
という感じなのですが、妻には「かっこいい」と映ったようです。
どうやら、僕が“カッコ悪い”と思っていることをしていると、妻に「かっこいい」と感じてもらえる傾向があるようです。
また、今日は他にも、

こんな風に仕事している様子を、妻に「かっこいい」と言ってもらえました。
これは、先日の記事で「スタンディングデスクを注文したのに来ないから、机の上に机を置いて仕事する!」と言ったのを、まさに実践している光景です。
「今あるものをできる限り工夫して、頑張ろうとしているところがイイ!!」
と言ってくれました。
でも、ぶっちゃけカッコ悪いし、なぜかタオルを首に巻いているし、「ダサい」以外の何物でもありません。
なぜに、こんな男を妻は「かっこいい」と言ってくれるのか?
ハッキリ言ってミステリーです。
女心はさっぱりわかりません。
あ。でも、こんな風に書いていて、少しだけわかりました。
もしかしたらですが、こうやって“カッコ悪い”というのは、結婚前の恋愛関係の段階で感じることなのではないでしょうか?
おそらく、先ほどの「幼稚園の縫い物」や「机の上に机」を結婚前の状態でやっていたとしても、妻は「かっこいい」とは言ってくれなかったでしょう。
むしろ、「かっこ悪い」と言われたと思います。
だから、僕はその価値観や感覚で今も過ごしています。「幼稚園の縫い物」も「机の上に机」も、“男”として見るとやっぱり「かっこ悪い」です。
ですが、この「“男”として見る」というのは、恋愛関係の男女に置いて見たときの感覚であって、結婚してからの感覚ではないんですよね。
結婚してからの“夫婦”という感覚から見ると、「幼稚園の縫い物」も「机の上に机」も家庭のためにメリットがあることであり、その結果、“かっこいい”ものと捉えられます。
つまり、妻は今の僕の行動が、「家族のためになること」と感じられたため、“かっこいい”と感じたのではないか、ということです。
ですが一方で、僕の感覚は違います。
なんとなくですが、僕の感覚は結婚してからも変わっていません。まだ結婚前の恋愛関係の感覚を引きずっています。
なので、
- 「男らしくいないといけない」とか
- 「より派手なことをしたい」とか
- 「人より優れていたい」とか
そんな想いがあり、それを基準にカッコいいか悪いかを判断しているのです。
なので、妻が「かっこいい」と言ってくれたことであっても、自分としては全然カッコ良くなくて、むしろ“かっこ悪い”ことだと思ってしまうのです。
これをシンプルに紐解くと、
妻は結婚してから感覚が変わったけれど、僕は変わってない
ということになるかと思います。
今の妻は「家庭のために何かをしてくれること」が夫に求める“かっこよさ”であるのに、夫である僕は「結婚前のかっこよさを、まだまだ求めている」ということですから。
とはいえ、自分の考える“かっこよさ”を求めるのか、それとも妻から「かっこいい」と言われたいのか、というと、断然 妻に「かっこいい」と言われたいです!!
であれば、自分の感覚なんかどうだってよくて、妻に「カッコイイ」と言ってもらえることを頑張ります。
“家族のためになること”を見つけて、それにエネルギーを注いでいきます!
そしてそれは、自分にとっては“かっこ悪いこと”に率先して取り組むことなのです。
そうやって
“かっこ悪いこと”を頑張った結果、愛する妻から「かっこいいね!」と言ってもらえる
そんな法則が成り立っているように思います。
なんかもう矛盾としか言いようがないですが、個人的にこの世界の8割くらいは矛盾で成り立っていると考えているので、「やっぱりか!」という感じです。
そんなわけで、「妻に“かっこいい”と言われたいなら、カッコ悪いことをする!」を胸に、これからの家事や育児や仕事を頑張っていきたいと思います!
世の中の旦那さん&お父さん、一緒にがんばりましょう☆