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VALUをやって良かったこと!資金調達とも出会いとも違うメリットとは?

VALUをやって良かったこと

今年(2017年)の6月から、『VALU』(バリュー)というSNSをしています。

このVALU、とてもユニークな特色を持っていて、自分の価値を株式のように発行して、誰かに購入してもらうことができます。また逆に、魅力を感じた他人の価値を購入することもできます。ただ、直接的にお金を払うと本当の株式と同じになって法律的に不具合が生じるので、ビットコインという仮想通貨(暗号通貨)を介することで、この“価値の売買”が可能になっています。

……って、いきなり難しいことを書いてしまいました(^^;; 「個人の価値」とか「株式のように」とか「仮想通貨を介して」とか、初めての人にはワケわからないと思います。

なので、わかりやすく言うと、

  • 自分の活動や仕事に共感してもらえた人から、金銭的な支援をもらえる
  • 逆に、自分が共感した人を金銭的に応援できる

というSNSになります。

ただ、正直言って、このVALUには賛否両論あります。しかも、実際に稼働してからニュースになることもあったので、世間的にあまり良くないイメージがついていることも事実です。

けれど、僕自身はVALUをやって本当に良かったと思っています。およそ半年間VALUに取り組んでみて、良かった理由を書いていきたいと思います!

自分の仕事への覚悟をもらえた

僕がVALUに取り組んで良かったこと。それは、

自分の活動(仕事)への覚悟ができたこと

です。

「なんじゃそら?」「意味わからん」と思われるかもしれません(^^;;

そうなんです……自分でもこうやって書いていて「きっと伝わりにくいだろうなー」と思っています。

なぜなら、VALUというのは、冒頭で触れたようにビットコインを使って支援しあうSNSなので、

  • 活動の資金を得られた、とか
  • 共感しあえる人に出会えた、とか

そういったメリットが第一に挙がることが多いからです。

特に、『人との出会い』については、良かったと感じていらっしゃる方々が多いようで、

  • 今までのSNSなら絶対繋がれない人と繋がれました!
  • 違う業界の人と出会えて、コラボができそうです!

ということが実際に起こっています。そして、VALUに参加している人が集まるイベントも有志で開催されていて、沢山の人たちが集まっています。

そんな風に、“お金”や“出会い”がVALUのメリットの第一に挙がるのですが、僕の場合は“自分の仕事への覚悟”なんです。

「農マドワーカー」はVALUがきっかけ

僕はVALUでも「農マドワーカー」として名乗らせてもらってます。

※つじばやしのVALUページはこちら↓
辻林のVALU

でも実は、「農マドワーカー」と名乗るようになったのは、VALUがきっかけだったんです。

VALUにはプロフィールの職業を選択するところがあるのですが、最初、僕はどれにするか迷いました。一応、農業もやっていますが あくまでも兼業であって、メインの収入源はネットの活動や不動産関連のことだったからです。

ですが、職業選択欄の項目「ノマドワーカー」というものがあって、

  • 「へー。もう“ノマドワーカー”は職業として認知されてるのかー」
  • 「じゃあ、農業もネットも両方やっている僕は、“農マドワーカー”だなー」

という、半ばノリのような感じでプロフィールに書いたのでした。

そして、その“ノリ”が良かったらしく、VALUで沢山の方と繋がることができ、自分のVALUを購入していただける……つまり、ご支援をいただける結果となったのです。

自分の活動が応援される喜び

当初、僕はVALUは“支援する側”のつもりで参加していました。

自分のビジネスで大成功している訳ではないのですが、試行錯誤を経て細々とでも個人の力で収入が入るようになっていましたし、あまり大きな声では言えない家の事情もありました。

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↑こちらの記事にも書いたように、僕の家は代々続く古い家でもあり、周りからは“資産家”と見られることも多いので、“支援する側”として参加する方が自分でもしっくりとしていたのです。

予想外に支援をいただけた

けれど、実際にVALUで発信していると、不思議なことにご支援をいただくことが多くなりました。

これはきっと、VALUのプロフィールに「無農薬の自然農法をやっています」とか「農業」の職業カテゴリにいたことが原因だと思います。プロフィールには「僕は支援する側です!」と書いていたのですが、こういったフレーズによって、“支援される側”と認識されてしまったのだと思います。

ですので、僕にとっては当初とは予想外の状況になってしまった訳です。

農業に支援をもらえる有り難さ

けれど、これは本当に有難いことでもありました。

正直なところ、僕のやっている農業は利益にはなりません。

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ネットなど他の事業をしているから何とか継続できていますが、農業そのものだけで回していくことは難しかったのです。

それに、そもそもの話として、自分の農業にご興味を持ってもらえることが何より嬉しかったです。

僕は以前から自分の自然農法や考え方についてインターネットで発信していました。ですが、あまり関心を持ってもらえることがなく、農作物を購入してもらえることも余りありませんでした。

ですから、「活動そのものを見てもらえる」ということに純粋な喜びを感じたのです。

「自分の仕事を頑張ろう!」と思えた

だから、VALUを始めてご支援をいただけたことは、本当に驚きでしたし、本当に嬉しいことでもありました。

そしてその結果、「自分の仕事を頑張ろう!」と改めて思えたのです。

もちろん、今までも自分なりに頑張ってきましたし、ずっと継続していくつもりでいました。けれど、実際にVALUで支援をいただくと、その気持ちの度合いが変わるというか……わかりやすく言えば“覚悟”がより固まったのです。

支援される側の責任と覚悟

VALUの大きなポイントとして、支援をいただいても商品やサービスをお返しする義務はないというものがあります。ある意味、支援する側は見返りを期待せずにお金を投じるわけです。

もちろん、ご支援くださった皆さまには、それぞれに事情や動機があって、「誰しもが見返りを求めていない」わけではなかったと思います。けれど、「商品やサービスを提供していないのにも関わらず支援をいただける」というのは、とっても責任の重いことだと思います。

なぜなら、「自分が何もまだ提供していないのにお金をいただく」というのは、別の見方をすると「借りをつくっている」状態だからです。

あ。「借り」というのは言い過ぎかもしれません。もう少しポジティブに言い換えれば、「未来の自分に期待してもらえている証」となるでしょう。

VALUの特色は、自分の夢や目標や理念(想い)に共感してもらえれば、その時点で支援をいただけるということです。まだ商品やサービスを提供していないけれど、これから未来に起こる自分の活動に対してお金を払っていただけるわけです。

ですから、VALUで本当に大切なのは、「支援をもらった後にどうするか?」ということになります。

そこに僕は大きな責任と覚悟を感じ、改めて「仕事を頑張ろう!」と思ったのです。

“未来の自分”にお金を払ってもらった

通常のお金のやりとりであれば、そういった状況にはなりません。お金をいただいた代わりに、その場で商品やサービスが提供されるので、互いに与えた価値が相殺される訳です。別の言い方をすれば、“貸し”や“借り”が起こりません。

ですが、VALUでの支援の場合は違います。思いっきり“借り”の状態が生まれます。

まだ何らの提供もしておらず、

  • 自分はこんな活動をしていて、こんな目標を持っています
  • こんな夢を目指しています
  • 自分と関わってくれたら、こんな良いことが起こるかもしれません

という“未来”に対して価値を感じてもらい、そこにお金を払ってもらうわけです。

ここには商品やサービスを提供義務が発生しないので、一見すると「楽(ラク)にお金をもらえる」ように見えます。

ですが、実は“ラク”なんかでは全くなくて、ある意味、大きな責任が生じます。先ほどの表現に戻れば“借り”をつくる状態になるので、それに見合った自分にこれからなっていく必要があるのです。

支援を受けた後の行動が価値を決める

実際に今のVALUを見ていると、そこで大きな差が起こっているように思います。

最初は良いことや大きな夢や目標を掲げて沢山の支援をもらっていたのに、その後の行動が当初の夢に見合っていなかったり、そもそも当初の話とは全く違うことをしている人のVALUは大きく価値を下げています。

一方で、当初掲げていた夢や目標をブラさず、現実的に行動を続けている人は、価値を下げずにいます。むしろ、どんどん価値を上げていらっしゃる方もいます。

現在のVALUは全体的に活気がなくなったと言われていて、どの参加者にも厳しい状況なのですが、だからこそ、こういった違いが明白に見えて来ています。

つまり、整理すると……

  • 「VALUで支援を受ける」というのは「未来への期待の証」であり、ある意味“借り”でもある
  • 支援を受けた後に期待に沿えない行動を取ると、“借り”を返せず自分の価値を落とす
  • 逆に、期待どおり(または期待以上)の行動を取れば、“借り”を返して自分の価値を維持する(または、価値を上昇させる)

ということになっているのです。

今の自分は返せていないから

「じゃあ、お前はどうやねん?」

というツッコミがあるかと思います(^^;;

なので、正直にお答えすると、僕はまだまだご支援いただけた以上のことはできていないと思っています。

だからこそ、改めて仕事を頑張っていきたいですし、支援してくださった方々のために出来ることを精一杯ご提供していきたいと思うのです。

VALUは魔法の仕組みではない

と言いますか、当初は先ほどのようなことは全然考えていなくって、

  • 「すごーい! 夢や目標を語るだけでお金が入るなんて、活気的な仕組みだ!」
  • 「商品やサービスが無くても金銭のやり取りが出来るって、今までの概念をぶち壊すなぁ」
  • 「これぞ、未来のお金のやり取りの形だ!!」

という風に、魔法のアイテムを手にしたような感覚で、深く考えることもなくVALUに取り組んでいました。

けれど、約6ヶ月という期間を経て、その中で色々なことがあって、冷静に振り返ってみると、

  • 「あー。VALUって、自分の活動や仕事に対する覚悟を問われる場所なんだな」
  • 「決して未来の仕組みでも魔法のアイテムでもなく、むしろ現実的な行動が大切だ」
  • 「支援してくださった人にしっかりお返しすることが大事!」
  • 「何より自分自身の仕事や活動を磨くことが大事!!」

ということを感じるのです。

いただいた支援の重みを感じながら、自分自身の活動や仕事への覚悟や本気度を高め、現実的な行動をとって行くことが、実はVALUでは最も大切だと考えています。

VALUは“本気”の人を応援する場所

いかがでしたでしょうか?

あくまでも個人的な経験や考えなので、当てはまらないケースもあるかと思います。ですが、「お金のやり取りが生じる」というのは、やはりそこに責任や覚悟が必要だと思うのです。

そして、それは決してネガティブなことでも堅苦しいことでもなくて、

  • 自分自身の活動や仕事を見つめ直し
  • 周囲の人や社会により役立てる形を模索し
  • もっと楽しく価値ある活動にしていく

という流れを生むものだと思ってます。

逆に言えば、覚悟や責任を持てなかったり、自分の夢や目標に本気になれない人は、VALUの中で価値を下げていくとも言えます。

そういった意味で、VALUはやはり「本気で夢を目指す人」を応援する場所なのではないでしょうか。“本気”じゃない人は、そこで落とされてしまうのですから。

ですので、“本気”で夢や目標を叶えたい人には、今のVALUはとってもオススメです(^-^) 僕自身、仕事への覚悟を問いながら、これからもVALUを続けていきたいと思います!

※『VALU』については、こちらの記事もどうぞ↓

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つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!

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