働き方

仕事をやめたい!けど辞められない!その本当の理由とは?

一歩勇気を出して超えていく

「仕事をやめたい」と思っています。

ですが、できません。

上司に自分の気持ちを伝えられません。

いま僕の中で激しく葛藤しています……。

僕が「やめたい」と思っている仕事

こんにちは(^^) 当ブログを訪れていただいて、本当にありがとうございます!

冒頭からいきなり本音を書いてしまったのですが、少し僕の現状をお話しさせていただきます。

僕は今、大阪の郊外で細々と農業を営みながら、インターネットを使った在宅の仕事をさせていただいています。

ですが、それとは別に、アルバイトのような形で不定期の仕事もさせていただいています。仕事の内容は測量補助。僕は以前、不動産関連の会社に勤めていたのですが、そのときの上司が独立して測量事務所を営んでおり、そのお手伝いに行かせていただいているのです。

そして、つい先日も、その測量の仕事で一日出かけていました。

いま「仕事をやめたい」と言っているのは、実はその測量補助の仕事なのです。

「やめたい!」のにやめられない理由とは?

こんな状況なので、一般の会社員の方が「仕事をやめたい」と考えるのとは、少し状況が違うでしょう。僕は測量補助をやめても、生計を立てられる他の仕事が既にあるので。

ですが、僕が「やめたいのにやめられない」という思ってしまう理由は、他の人にも当てはまるかもしれません。すでに独立できる能力を持っているのに、なかなか会社を辞められないというケースもあるでしょうから。(というか、そういう人に出会ったことがあります)

そして、この理由は人間の根源的なところ根ざしたものでもあります。

では、僕が仕事を辞めたいのに辞められない理由は何なのか? それは、人間関係を壊したくないからです。

人間関係という根源的な理由

「人間関係を壊したくない!」

「だから、仕事を辞められない!!」

と僕は心の奥で思ってしまっています。

測量の手伝いをさせていただいている上司は、もう10年以上のお付き合いになります。僕が初めて社会に出て、会社に勤めたときの直属の上司だったので、とってもとってもお世話になりました。けっこう厳しいところもありましたが、そのおかげで、僕は社会人として成長させていただくことができたのです。

そして、上司が独立し、僕も実家の農業を継ぐために会社を辞めた後も、よく目をかけてくれて、食事に誘ってくれたりしました。また、時々お仕事にも呼んでくれました。僕の農業やITの仕事がまだ上手くいっていなかったときだったので、そういった形でお給料がもらえるのはとても有り難かったのです。

ですので、僕は多大なる恩義を、上司に対して感じています。それに、今も関係は良好で、仲良くさせていただいています。

ですが、この「恩義」や「関係が良好」というのが、逆に大きな足枷になってしまっているのです……。

僕自身、おかげさまで自分の事業でお仕事をいただけるようになりました。ご愛顧にしてくださるお客様も増え、ビジネスパートナーとなる人も現れました。

つまり、上司の仕事を手伝うことよりも、自分の仕事の方が圧倒的に比重が大きくなってきたのです。上司の仕事に関われる余裕が、時間的にも精神的にも少なくなってしまったのです。

他人より自分を優先する?

「いやいや。そんなん当たり前やん」

「自分の仕事があるんやったら、それを優先するべきやろ?」

と思われるかもしれません。

そうなんです。おっしゃる通りなんです!

ですが、それが上手くできない自分がいるのです……(>_<)

“他人のため”を優先してしまう

  • 今、自分でやっている事業がある。あるいは、すでに自分で独立できる能力がある。
  • けれど、関わっている人がいて、その人のために仕事を辞めることができない。

こういった状況って、実は多くの人が陥ってしまっているのではないでしょうか? 少なくとも、僕はそんな状態です(^^;

ですが、冷静に見ればおかしな状態なのに、どうしてこんなことになってしまうのか???

現時点での僕の答えを言うと、「自分よりも他人を優先するクセがついてしまっているから」です。

学校教育の影響なのか? それとも日本の古くからの考え方なのか? あるいは全世界共通なのか? いずれにしても「他人のために行動する」というのは、良いことのように言われます。

  • 人のお役に立つこと
  • 誰かに貢献すること

といった言葉は、美徳のように世の中に広まっていますよね。そして、多くの人の中に「他人のために動くのは良いことだ」という価値観が根付いているように思います。

僕もまさに「自分よりも上司のために」ということを考えて、仕事をやめられないでいるのです。

“他人のため”は本当に良いこと?

ですが、「他人のために行動すること」は本当に良いことなのでしょうか?

いえ。ここで問題になるのは、「自分のことよりも優先して、他人のために動く」ということでしょう。

先ほど見たように、僕は自分の事業があって、そちらの仕事が増えているにも関わらず、上司の仕事を頑張ってしまっています。これが明らかに問題なのです。(自分で言ってて何だかなぁ……という感じですが(^^;;)

実際、先日も測量の仕事へ行ったのですが、そのあと数日間、農業の仕事に影響しました。測量の現場が山林であり、足場が悪く伐採作業も過酷だったため、かなりの体力を消耗してしまいました。結果、農作業が上手くできなくなったのです。

……えっと。これはもう、自分で書いてて明らかにダメな状態ですね。

「他人のために良いことをしよう!」と取り組んでいる測量補助の仕事ですが、それよりも自分が力を入れるべき仕事に支障が出ているなら、本当に「人のためになっている」とは言えません。本末転倒です。

実際、農作業が滞ったことにより、近隣のかたにご迷惑をかける状況にもなってしまっています……。

つまり、自分では「人のため!」と思っていても、本来自分がすべきことを犠牲にしてまで「人のため」に取り組んでしまうと、全てがダメになってしまう。人のためにも自分のためにもならない、ということなのです。

それは本当に“人のため”になっているのか?

いえ。そもそも、それは本当に“人のため”なのでしょうか? もしかしたら結局、「自分のため」なのかもしれません。自己満足のために、それを続けているのかもしれません。

正直なところ、先日の測量作業も過酷で大変だったのですが、どこか楽しい気持ちがあったのです。それは、「上司が喜んでくれて自分も嬉しい」という気持ちであったり、「誰かと何かの作業に一緒に取り組む」という一体感であったり、そういった「自分のため」という側面もあったのです。

そして、それは結局のところ、単なる「自己満足」であったりします。数日経って冷静に振り返ると、本来の仕事を圧迫していることに気づき、後悔の念に苛まれるのです。

一時的な「嬉しさ」や「一体感」や「自己満足」のために、本当に大切なものを犠牲にしていると言えるでしょう。

結局は「人に良く思われたい」だけ

そして、突き詰めて考えると、「僕は結局、人に良く思われたいだけなんだ」ということにも気づきます。

別の言葉で言い換えると

  • 褒められたい
  • 「ありがとう」と感謝されたい
  • 「こんなに頑張って凄いね」と思われたい

といった感情ですね。

要するに承認欲求を満たしたいだけなのです。今まで上司の測量を手伝いことによって承認欲求が満たされてきた経験があるので、これからも同じように満たしていきたいだけなのです。

つまるところ、

  • 「人のため」と言いながら「自分のため」(承認欲求のため)だった
  • そして、その一時的な「自分のため」により、本当すべきことが疎かになる
  • その結果、本当に大切な「人のため」が犠牲になる

という状態に陥っていたのです。

「人のため」に優先順位をつける

こういったケースで良く言われるのが、

  • まずは「自分のため」に行動しましょう!
  • 「自分を満たすこと」から始めましょう!

というものです。

これは一理あります。というか、当然の考え方です。まずは自分自身を満足させて自分に余裕のある状態を作り、その余裕によって他の人に貢献する、という順序はとても合理的ですから。

ですが、僕自身はこの考えには反対です。なぜならば、長い人生の中で「人のため」に考える習慣がついてしまっているので、いきなり「自分のため」を考えることは難しいからです。

であれば、やはり「人のため」に考えて動くのが良いでしょう。

ですが、先ほどまでのように、誰かから要請があったときに無思慮に応じるのではありません。それが本当に「人のため」になるのかを冷静に考えた上で、行動を起こす必要があります。

そこでポイントとなるのが、「人のため」に優先順位をつけるということです。

僕が日常で関わる人たちというのは上司だけではありません。家族や地域の人、ビジネスパートナー、お客様、などなど様々な人と関わっています。

そして、その人たちが「全員同じように大事か?」というと違います。

僕はやはり家族を一番大切にしたいですし、次は責任の問題があるのでビジネスパートナーを大切にしたいです。そして、地元に根ざして一緒に生きていきていきたいので、地域の人たちが次に大事です。

……という風に、人間関係には優先順位というものがあるはずです。

そして、残念なことに、冷静に考えれば、僕にとって上司の優先順位はかなり下になります。もちろん、今までの恩義がありとても感謝していますが、他の人との人間関係と総合して考えた場合、どうしても優先順位が下がります。

つまり、「人のため」になるとしても、「誰から大切にしていくのか?」をしっかりと自分の中で決めておく、ということです。

僕は今まで上司から「また仕事に来て欲しいんやけど?」という連絡をもらうと、その時点で目の前にいる上司のことだけを考え、「人のため」になるならばと仕事を受け続けて来ました。

ですが、その結果、もっと大切な人を犠牲にしてしまいました。家族と過ごす時間が減り、農業に支障が出て近隣の人にも迷惑をかけてしまいました。

あ。これは全く上司のせいではなく、完全に僕のせいです。僕が上司から電話をもらったときに、他の人との人間関係までを含み、大きな視点で冷静に考えることができていたなら、こんなことにはならなかったのです。

つまり、俯瞰した視点から優先順位を考え、上司からの仕事を断る方が、本当に大切なことを守れ、結果的に全体のためにもなる、ということです。

「人のため」に優先順位をつけることで、実はより多くの人が幸せになる選択ができるのです。

結局のところ仕事は辞めるのか?

ここまで長々と書いてきてしまったのですが、「で? 結局、仕事は辞めるんか?」というと……やめます。

はい。どう考えても継続するメリットがないので、やめます。

ただ、やっぱりここで抵抗があるんですよね(- -;;

  • 上司になんて思われるだろうか? とか
  • 傷つけてしまわないだろうか? とか
  • 自分を悪く思われてしまうのではないだろうか? とか……

けれど、結局そういった感情も全て「自分のため」です。承認欲求を満たしたいだけのものです。

何かを始めようとするとき、変化を起こそうとするとき、いつも邪魔になるのは、こういった自分のちっぽけな感情なのかもしれません。

「自分の最大の敵は自分自身」とはよく言ったものです。

ですが、冷静で客観的な視点で自分自身と周りの人間関係を分析し、その選択をした方が全体的に「人のため」になると判断した場合は、自分自身を超えていくべきでしょう。

この先は色々と考えるより、「エイヤッ!」と勇気を持って一歩を踏み出すしかありません

もしあなたが

  • 今まで「仕事(あるいは他の何か)を辞めようとしても辞められない」という状態であり
  • その辞められない理由は、結局は「自分のため」(承認欲求などのため)であり
  • 本当に冷静に全体的な視点で「人のため」を考えると、辞めるのがベスト

という判断ができたなら、あとは抵抗する感情を超えるしかないでしょう。

僕はこれから超えますので、よかったら一緒に超えて行きませんか?

めちゃくちゃ個人的なお話ばかりでしたが、あなたのお役に立つところがあれば嬉しいです。お読みいただいて、ありがとうございました!

☆続編書きました!

あわせて読みたい
ズルズルした関係を断ち切ろう!仕事も恋愛もキッパリ言うのが良い理由昨日、長年続けていた仕事を辞めました。 「仕事」といっても1ヶ月か2ヶ月に一度行くくらいで、アルバイトとも呼べない頻度ですが、もう...
ABOUT ME
つじばやし@農マドワーカー
つじばやし@農マドワーカー
「ノマドワーカー」ならぬ「農マドワーカー」です。 地元の田んぼで無農薬のお米づくりをしながら、IT関連のお仕事をしています。 ブログは毎日更新しているので、よかったらまた遊びに来て下さいね!